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アサヒグラフ ご成婚記念特集号『おめでとう 礼宮さま 紀子さん』
婚約から結婚までの紀子さん 「変化」を受け入れて待ち続けた喜びの日
そんな中で、唯一の安らぎの時間は、やはり、礼宮さまとの会話だったはずだ。公
私ともに婚約者と認められてからは、自宅でも宮さまの話をよくするようになったとい
う。
「別のことを話しているのに、いつの間にか礼宮さまの話題になっているんですよ」
と、母親や友人は親しい人に漏らしていた。
留学中の宮さまからは、国際電話もかかってきた。話し始めると、いまの若者のカ
ップルそのままに、つい長電話になる。
「まだお互い学生なのですから、立場をわきまえて」と、紀子さんは自粛をしていたよ
うだが、「たいした話をしていなくても、時間があっという間にすぎてしまって」と、親し
い友人に打ち明けている。そんなとき、紀子さんは、二十三歳の普通の娘の素顔に
戻る。
身辺の変化を宮さまに話すと、宮さまからは「自然体のままで、いなさいね」とアドバ
イスされた。そう、友人に打ち明けている。
「漠然と不安めいた感情はありますが、不安というマイナーな受け止めかたではなく、
しっかりしなくては、というような気持ち」とも言っていたという。
そんな気持ちを胸に、紀子さんは、新しい世界へと飛び込んだ。