07/05/02 12:40:25 OeNHrRes0
>>550
4.切迫早産の治療
切迫早産の治療で最も重要なのは子宮収縮を減少させることで、
子宮収縮を減少させるためには安静が最も効果的です。
安静にすることで子宮収縮が減少しないようなら、子宮収縮抑制剤を使用します。
子宮収縮抑制剤には塩酸リトドリン(ウテメリン)や硫酸マグネシウム(マグネゾール)などがあります。
硫酸マグネシウムは注射薬で保健適応とはなっていませんが、外国では切迫早産の第一選択薬となっています。
主な副作用は脱力感や全身倦怠感などです。
近いうちに分娩に至る可能性が高いと判断された場合は、
胎児の肺の成熟を高めるために、副腎皮質ステロイドの投与を行います。
副腎皮質ステロイドを母体に投与すると胎児に移行し、胎児の肺の成熟が高められ、
出生後の呼吸障害が軽減することが知られています。
具体的な投与方法はベタメタゾン(リンデロン)を12~24時間ごとに2回、筋肉注射を行います。
日本ではこのような使用法は保健適応となっていませんが、外国では本剤の使用が推奨されており、
日本でも多くの施設で行われています。
URLリンク(www.naramed-u.ac.jp)
切迫早産になりそうなときは子宮収縮(陣痛)がおこるのを抑え、
できるだけ胎児が胎内に留まれるようにするのがデフォの治療だから
出血して入院した時点ではマグネシウムを使って出産を遅らせる判断はたいがいのケースでされるよ。
でも、そのあとの破水以降は
感染症(胎児に甚大な後遺症を残す恐れがあり、死亡の可能性も高い。母体の命も危なくなることも)が
怖いから陣痛がきてるならそのままお産にするケースが多い。
鷲見から電話が入って「破水したからすぐ渡米してくれ」
→向井到着までの子宮収縮抑制薬はホントに依頼人が出産に立ち会えるように
「持たせておく」ための投与だと思う。
あらゆる場面で、1に依頼人の都合と希望 2に商品である胎児の無事(依頼人の希望なら1位の優先事項にくる)、
3,4がなくて最後が母体である代理母の健康、都合なのが代理出産なのが、向井の本読むとよく分かります。