07/05/01 09:10:18 onT7g0U50
>>396
向井の卵子と愛三者の卵子を同時に授精させて移植した可能性もある。
向井自身も自分の遺伝子を受け継いだ子かどうか、疑心暗鬼になりながら育ててる可能性も・・・。
「会いたかった」より P30
(2回目のサンドラへの受精卵が失敗に終わったのち)
Dr.フォークは高田家への新しい提案をまとめていた。
新しい提案。それはやはりアメリカの医師らしく、優しく、且つ合理的なものだった。
「
アキの卵巣から採取する卵子だけでは、着床の可能性が低く、代理母に
肺移植のための身体的準備をしてもらっても、それが無駄になる確率が高い。
よって、代理出産へ挑戦するのなら、他の健康な女性から卵子を提供してもらい、
アキの卵子が採れない、もしくは正確に卵分割しない場合に備えて、
ノブとドナーのとの凍結受精卵を作っておくべきである。
アキの卵子が弱かった場合は、凍結受精卵を解凍して肺移植する。また、
アキの卵子から作ったフレッシュな受精卵と、解凍受精卵の両方を移植する可能性もある」
ここまでは、想像しtいなかったわけではなかった。悔しいけれど、正しい判断だと認めざるを得ない。しかし・・・。
(中略 サンドラからのパートナーチェンジのことに触れたあと、P32へつづく)
卵子提供を受け、子供を授かっている夫婦は多い。(中略)
しかし、そのほとんどは、第三者の女性に卵子を提供してもらい、夫の精子と合わせたうえで、
その受精卵を妻の子宮に入れ、妊娠・出産するというものである。私のように、その受精卵を、
また別の第三者の女性のお腹に入れて産んでもらうという例は、まだごく少数だと思われる。
生まれた子供を自分の子として受け止めることについては、一筋の不安もない。
高田の遺伝子も残る。けれど・・・。どうして、こう、心がモヤモヤするのだろう。