07/04/23 16:22:49 pFPbazKJ0
>>422
キティ・ジェノヴィーズ事件
1964年にニューヨークで起こった婦女暴行事件である。
この事件がきっかけとなり、傍観者効果が提唱された。
社会心理学を学ぶ際には、必ず触れられる有名なエピソードである。
この事件では、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズが暴漢に襲われた際、
彼女の叫び声で付近の住民38人が事件に気づき目撃していたにも関わらず、
誰一人警察に通報せず助けにも入らなかったというものである。
結局、この彼女は死亡してしまい、当時のマスコミは都会人の冷淡さとしてこの事件を大々的に報道した。
しかし、これは報道のように「都会人だから」このようになったという訳ではなく、
誰しもが持っている心理であり、
決して支持される事ではないがそれと同時にごく当たり前のことでもあるのだ。
つまり今回のような事件を防ぐには、
人間の心理そのものを消したり改造することはまず無理であるから、
この傍観者効果によって助けなかった人間を非難するのではなく、
傍観者効果が発動してしまわないような社会システムを作ることが重要になってくる。