07/05/09 21:32:53 9fOEM2IL0
【地元安倍人気なし】“保守王国”九州、山口、島根の9県議選でも議席倍増 自民党は安倍首相のおひざ元の山口を含む8県で議席減
★道府県議選で躍進の民主党、九州などの保守王国でも議席倍増
8日投開票された統一地方選前半戦の道府県議選で躍進した民主党。
“保守王国”とされる九州、山口、島根の9県議選でも、前回に比べて
軒並み議席を伸ばし、2倍近い計38議席を獲得した。
一方、自民党は、安倍首相のおひざ元の山口を含む8県で議席を減らし、
9県で計32減の240議席。両党の議席数の差はなお大きいが、
自民党は夏の参院選に不安を残す結果となった。
「ここまで厳しいとは……」。9日午後、長崎市の自民党長崎県連の事務所で、
会長の北村誠吾衆院議員はいら立った様子で立て続けにたばこの火を付けた。
長崎では、自民党公認29人のうち10人が落選。平成の大合併による
選挙区の再編で、自民系の候補同士が票を奪い合い、落選するケースが相次いだ。
対照的に公認8人が全員当選した民主党。県連の川越孝洋幹事長は
「公共事業が減少し、かつてのような自民党への期待感は、もうない」と指摘する。
山口でも、自民党は34人を擁立したが、現職5人が落選するなど前回を6下回る
26議席にとどまった。党県連会長の河野博行県議は「定数削減や区割り変更で、
厳しい結果を覚悟していた割には順調」としながらも、表情は険しかった。
民主党は1増の4議席を獲得。党県連代表の平岡秀夫衆院議員は
「半歩前進。参院選をにらみ足元を固めたい」と力を込めた。
民主党福岡県連は、前回を5人上回る15人の公認候補を擁立し、
初めて2けたの12議席を獲得。自民党が8年にわたり2議席を独占してきた
春日市・筑紫郡区(定数2)では、その一角を民主新人が崩した。
一方、自民党は5減の40議席で、5期務めたベテランや党県連幹部も落選。
讀賣新聞(一部抜粋) URLリンク(kyushu.yomiuri.co.jp)