07/03/25 21:52:30 /D1Rxo340
菜食にケチをつけるつもりは毛頭ありませんが
肉食や牛乳を否定する人たちは必ずと言っていいほど
「白色人種の近代欧米食」と、「菜食」との比較しかしないんですな。
そして菜食=自然食、伝統食、健康食、と。
動物性たんぱく中心食生活こそが「伝統食」「自然食」で、それが長寿かどうかは別にして
それで健康な肉体生活を保っている人間集団も沢山いるんだが…
モンゴルやシベリア、チベット高原の遊牧または狩猟採取民族、イヌイット(エスキモー)など。
そして遺伝的には彼らと我々は非常に近い。
そして我々日本人でも、穀物菜食中心食生活を始めたのは古い集団でも2000年ほど前
それより以前は、氷河期の長きに渡って、狩猟漁労生活でかなり動物性蛋白を摂取していました。
遺伝的には平均して日本人の60%が、氷河期に北方から渡ってきた“狩猟漁労”集団、
つまり動物性蛋白を主に摂取していた人間集団を元にしているといわれます。
だからといって、菜食を否定するわけではありません。
遺伝と伝統的食生活をもって、我々日本人の肉体には菜食こそ最適で肉食は毒である、という論調は
生物学的には、かなりデムパは話といえるのです。
2000年の食変化で、それまで5~10万年の間(氷期)の食に対応してきた遺伝が
それほど極端な変化を受けることは、普通ありえません。