08/03/20 11:46:50 Ol1Z2IBH
IT企業に勤め、妻子と3人暮らし。職場や家庭では温厚で声を荒らげることもない。
だが、ネット上では「別の人格」になる。
帰宅するとパソコンを起動し、祭りを物色する。
見つければ、自分が匿名で開いているブログに「こんなバカがいます~」などと紹介し、
騒ぎをあおる。相手の名前や住所をさらしたこともある。
会社員は、ネットで不用意な発言をすれば「炎上して当然」とあっけらかんと言う。
互いに顔が見えないから、過激な書き込みに抵抗がない。
首都圏の男性会社員(21)も祭りの常連だ。騒ぎを知れば便乗し、「うぜぇ、カス」「しねwww」と書き込む。
「w」はネットの掲示板では「笑」の意味だ。「相手への怒りも正義感も全くない。人の不幸は楽しいでしょ」
「道具」であるネットには善も悪もない。
だが、一人ひとりの「小さな悪意」は、ネットを介することで簡単につながり、
暴走する危うさもはらんでいる。