08/04/05 02:54:53 BTOq1Prp
人のいい和尚さんが、お寺で身寄りのない子供達を
十数人引き取って養護施設をつくって暮らしていたときの話です。
その子供の中に 一人 知恵遅れの晶子という女の子がいました。
ある日の晩、子供達がいつもなら寝静まる時間なのですが、
子供達が騒いでる事に和尚さんが気づき見に行くと、
晶子の布団を囲って 晶子は汚いと騒ぎ立て、寝小便の上に
平気で寝ていると言うのです。
和尚さんは子供達を沈め、各自自分の布団に入って寝るようにと
指示をしました、 その後晶子を呼んで話を聞いてみると、
晶子が寝ていた布団は、前の日、晶子より小さな加奈ちゃんが
おねしょをした布団だというのです。
その日は一日中雪で布団が乾かないと泣いていた加奈ちゃんを
晶子が見て 「私の体は暖かいから乾かしてあげる」と言って
変わりに布団に入って寝ていたのだった。
和尚さんはそれを聞いて観音様の化身に思えたとおっしゃっていました。
ハンディを負った子供と僕も何度か一緒の時間を過ごさせて
もらった事がありますが、彼女らは僕から言わせてもらうと
最高の時間を生きています。
これは僕の感覚で思った事なんですけど
彼女らは、人を憎むとか見下すとかそういう想念が無いんですよ
今社会では ハンディキャップを持った子供達を
教育し社会に適合させるという考えが主流になっていますが
それが正しいとは僕には思えません。
逆に、そのままの彼女達と接し純粋な心を学んでいったほうが
良いのではと思う今日この頃です。URLリンク(yaplog.jp)