07/01/03 12:11:32 b/ZRdBuX
[編集] 歴史
ゴシック建築のブームは400年ほどで終わってしまい、石工職人団体としてのフリーメイソンリー
(実務的メイソンリー)は衰えたが、イギリスでは建築に関係のない貴族、紳士、知識人が
フリーメイソンリーに加入し始めた(思索的メイソン)。それと共に、フリーメイソンリーは
職人団体から、友愛団体に変貌した。石工団体であった頃の名残りとして、内部の階位制度には
「徒弟 (Entered Apprentice)、職人 (Fellow Craft)、親方 (Master Mason)」の呼称が残っている。
友愛団体に変貌したフリーメイソンリーはイギリスから、ヨーロッパのフランスやアメリカ大陸に広まった。
国際的な互助組織も無い時代だったので、会員であれば相互に助け合うというフリーメイソンは、
困難を抱えた人間にとって非常にありがたかった。ウィーンのロッジに加入していたモーツァルトは同じフリーメイソンに
借金の無心をしたり、伝を頼っている。フリーメイソンが広まった時期は、絶対王政から啓蒙君主、市民革命へと
政治的な激動が続く時代でもあり、特定の宗教を持たずに理性や自由博愛の思想を掲げるヨーロッパ系フリーメイソンリーは、
フランス革命の当事者達の多くがフリーメイソンであったため、しばしば旧体制側から体制を転覆するための陰謀組織とみなされた。
アメリカにおいても独立戦争にかかわった多くの会員がいたにもかかわらず同様であった。なお、自由の女神像はフランス系
フリーメイソンリーとアメリカ系フリーメイソンリーの間に交わされた贈り物であった。
フリーメイソンに関する歴史やテンプル騎士団との関係については、M.ベイジェント、R.リー
『テンプル騎士団とフリーメーソン』(林和彦訳、三交社刊)に詳説されている。
[編集] 人物
有名なフリーメイソンとして以下のようなメンバーがいる。(生年順)
[編集] 日本