07/09/05 02:43:53 KHh7b0Th
夫のスタッフに一人、障害者雇用枠でいらした聾唖の方がいるのですが、
彼らはメールで全てのコミュニケーションを取っていてうまく行っているようです。
彼らは仕事仲間だからと言っても、友達になる必要も無いし、雑談で盛り上がる必要も無く、
メールで要件が交換出来れば、それで充分仕事になっている。
誰にでも必要なのは個別の対応。たぶん定型の人たちにとっても、
その人その人に応じた個別な対応は必要で、定型の人は、障害名や制度を用いて配慮を求めなくても、
職場のコーヒータイムにぼやいて見たり、会議の前にちょっと根回ししたりするような、
定型にしか見えないシステムを使って、必要を解決してるんじゃないでしょうか。
実は立ち往生して困っているのに自分でそれを気づかず、困ったときに助けてくれる窓口を、
探すことも思いつかずにいる人を制度を使って助ける必要はあるでしょう。
少年院などに収容されている子どもたちの多くは、発達障害の支援方法の応用をして援助すると
立ち直れる可能性が高まるようです。発達障害があって社会的に逸脱していない人は、幸運だと
思って良いと思います。ご両親に温かい手厚い広い心があったことをお祝いして下さい。
人生に破壊的に影響をおよぼす障害について、社会全体に影響をする障害について、
社会制度を運用する組織の偉い人たちが気づいて、名前をつけて対応したがっているんでしょう。
「障害」という名前は、疾病名と違って、必ず援助とセットですから、
支援が念頭になくて障害名を扱うのは意味がありません。
上↑にあった職場の上司という書き込みの人は、部下の仕事への支援を念頭にカキコしてるので、
ボダの彼女が勝手にラベリングしてるのとは違い、ずっと良いと思います。。