06/11/28 05:20:59 qvccXiay
『害』も『碍』も否定的な意味においては同義語。
『阻害』と言う言葉があるが、昔は『阻碍』という漢字が当てられていた。
今でも電気の流れを阻害する絶縁部品にガイシというものがあるが、漢字で書けば『碍子』だ。
電気の流れに障害(障碍)を起こすための部品だから『碍子』と名付けられたのだ。
要するに、どんな言葉に言い換えても『障害』のネガティブイメージは払拭できないのだよ。
ひらがなで『がい』と書いても、本質的意味合いは『がい=害=碍』であり、何ら変わらない。
障害者が機能的、社会的、経済的に『害』である実情が変わらない限り、言葉を変えても意味が無いのだ。
ネガティブなものはネガティブな言葉でしか言い表せない。
ネガティブなものをポジティブな言葉で強引に言い換えたところで、言葉の意味がおかしくなるだけ。