吃音で悩んでいる人のボヤキat HANDICAP
吃音で悩んでいる人のボヤキ - 暇つぶし2ch632:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/16 09:58:19 CqCibXFC
自分にとって国語の本読みとは、嫌いという次元ではなくて鼻からもう「出来ない」ことだった
小学校の低学年の時、国語の教科書に宮澤賢治の「やまなし」があった。
「クラムボンはカプカプ笑ったよ」という一文がすごく言いにくくて、
音読みで当てられたらどうしようという不安が学年の最初からずっとあった。
そして国語の音読みの時間、自分は運悪く当たってしまった。
もう始めの言葉から出てこない。「っく、く、くっくっ」
ゼイゼイ言いながら何とか「クラムボン」を絞り出したが、今度は次の「カプカプ」が出てこない。
「かっ、か、かっかっ」殆ど酸欠状態になってる自分を見て、先生が憐れんだのか
一文も読まないうちに次の人に回してくれた。次の人はスラスラ読んだ。
その時のクラスの雰囲気は覚えていない。頭が真っ白になって、涙ぐんで震えている自分がいた。
そういう精神的ショックが重なって、自分は朗読が本当に苦手になった。
30を越えた今でも、書いてある物を読むという行為は体がビクッとこわばるぐらい恐怖がある。
声を出したり人と話さなければならない仕事はひたすら避けて、ひたすら体を動かす仕事を選んできた。
声を出すことに比べれば、一日10時間の肉体労働の方がよっぽどいい。
でも、できれば治したい。治して自分の本当にやりたいことを仕事にしたい。



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