08/04/24 23:06:44 83Gw8R0e
現実だがな。単科大学で地元の人間でも知らないような大学や短大から急に大学になって
名前を変えた国際とか横文字の大学がいっぱいあるんだよ。
ちなみに教員数と学生数で補助金が出るから学費で採算じゃなくても先生と学生を確保する
ことができればそんなんでも存続する。私学助成金って厳密には憲法違反なんだが慣例と
教育予算は削らないってのは予算の聖域というかタブーで誰も指摘しない。護送船団
方式そのものなので無茶な土地転がしで破綻とかやらなきゃ小規模な方が実は補助金
太りをするのだ。文系の単科大学とかこども学科は、補助金は同じでもコストが低いから理系
の大学と違って経営的にザルでもかまわない。ただ教員は研究者としてはいい環境のところに
行こうとするから定着しない。常に募集している理由はそこにもある。
もちろん誰でも大学教授にしていいってわけじゃない。論文を発表してるか実績がないとダメ
って文科省は建前にしてる。実は学位すら関係ない。一応基準は修士以上だがな。
よっぽど人が来ない大学は、修士論文でも可って書いてるからスグ分かる。
留学生比率が異様に高くて教員の質がバラエティに富んでるとことかは典型だな。
微妙な一芸的な教授が多いのである意味楽しいそうだ。文科システム的には教育履歴があれ
ば他の大学に移籍するのはきわめてイージー。とにかくなんでもいいから大学教員になって
そこから研究条件のいいところに行けばいい。夢じゃなくて現実なわけだがその踏ん切りが
つかない連中も多い。聞いたことのない地方の大学とかヤダって言う奴は絶対無理なわけ
だが。まともな公立大とか審査に半年かけてしゃれになんない競争率たかなので無理。
結論として教員を確保しないと補助金が減らされてピンチな私学のとこをねらえばいい。