07/10/13 19:28:45 +ppxAWin
宗教が社会の基盤でなくなったとき、初めて宗教上の自由と平等が実現された
経済が社会的な認知と満足の基盤となったとき、初めて民主的な自由と平等が可能となった
同じように、経済的な平等は、それが社会にとって
最も重要なことではなくなり、新しい領域における自由と平等が
新しい秩序をもたらす約束となったとき、初めて可能となる
専ら反対するだけの運動は、その反対する秩序が存在して、
はじめて意義と訴求力をもちうる
批判だけが唯一の機能であるならば、社会的勢力としての社会主義は、
その存在意義を資本主義の存在と妥当性に依存せざるをえない
たとえ資本主義の信用を落とすことはできても、
それに取って代わることはできない
資本主義が崩壊するならば、社会主義もまた、
自らの意義と正当性を失ってしまう
-P・F・ドラッカー