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★舛添はサラリーマンの敵か…残業代ゼロ法案再提出波紋
★「横領」告発断念で批判も出始め
★「残業代ゼロ法案」を支持した舛添氏。逆風ムードに突入か
舛添要一厚労相から、サラリーマンには黙っていられない発言が11日、飛び出した。
舛添氏は会見で、安倍内閣が一度は断念した「残業代ゼロ法案」の提出に意欲を示したのだ。
年収500万円月間残業80時間なら、176万円の残業代が消える試算もある。
会社員には「地獄の法案」。年金横領問題でも、舛添氏は刑事告訴の見送りを余儀なくされた。(略)
「横文字を使うからマスコミに『残業代ゼロ法案』と書かれて一発で終わり。
『パパ早く帰ろう法案』とか『バカ課長の下で働くのはやめよう法案』という名なら通る。
名前を『家庭だんらん法案』にしろと(事務方に)言ってある」
舛添氏は11日の会見で、「残業代ゼロ法」と呼ばれる「ホワイトカラー・エグゼンプション制度(WE)」について、こう述べた。(略)
舛添氏の発言は「残業代ゼロ法」を「家庭だんらん法」とマイルドなプラスイメージにし、法案提出に意欲を示したもので、永田町の内外で早くも批判が噴出した。
経済アナリストの森永卓郎氏は「厚労省は『残業代ゼロ』のイメージだけ取ればいいと考えている。
中身は何も反省していない。この法案がサラリーマンにとって地獄の法律なのは変わらない」と切って捨てる。
参院厚労委員会で法案を追及した民主党の桜井充氏も
「名前だけ変え、法案を通してしまおうという意図が見える。言語道断だ」と批判した。(略)
前出の森永氏は「経団連の意図は人件費の削減だ。導入されれば、サービス残業や過労死が増える」と解説する。
当然、サラリーマン家庭の財布を直撃する。(略)
舛添氏の言動をめぐっては、社会保険庁の職員らによる年金約3億4200万円横領問題でも、批判が出始めている。
舛添氏は4日の会見で「盗人は牢屋に入ってもらう」と過去にさかのぼって刑事告発する姿勢を見せ、
サラリーマンの喝采を浴びた。だが、11日には一転、「時効の壁があり…」と、わずか1週間で断念。
これには、与党内から「できるかどうか調べてから発言すべきだ。パフォーマンスと取られ、大臣発言が軽くなった」との批判が出ている。
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