07/03/18 01:46:51 pJDAKCPL
ホワイトだの、エリートだの、そんなものに憧れる学生ならいざ知らず、
一度は挫折を味わった俺たちは、身の丈にあった職種と給与に満足しているのだ。
見栄や世間体を気にしてちゃ身が持たない。
会社に行くのが嫌だったあの毎日。
客先に行くのが嫌だったあの日々。
休日は寝るだけだった憂鬱な精神。
それらから解放されたくて、意を決して辞表を出したあの日を忘れるな。
次行く先の宛てなどなく、ハロワ通いの毎日。
最初の頃は地獄から解放された高揚感も、劣悪な条件の求人の数々に滅入り、
日々減って行く貯金に不安になり、発狂寸前まで行った無職の辛さ。
失業給付金が終了し、貯金もなく、無常にも届く支払いの明細に
禁じ手の、借金を借金で補った情けない過去。
それでもどん底から這い上がるべく、ようやく掴んだ採用通知。
転職して給与は減った。たしかに減った。
しかし、夜は普通にテレビを見ながら晩御飯が食べられるささやかな幸せ。
休日は何して過ごそうかと前向きに思えてきた健康な精神。
そんな当たり前の事をようやく享受できたのだ。
俺たちは世間体より自分の体や時間を優先したのだ。
長い人生、先急がずとも良い。何も仕事が一番でなくても良いのだ。
今、辛いと思ってる画面の前のあんた。
辛い思いをした分、必ず春は来るよ。