08/03/24 04:45:24 0
>>711
一番怖いのは「自身の死」だよ。
こんな底辺同士の争いで死んだところで、名も残らないからね。
その次は身内の死。特に嫁や子供は絶対に守りたいよ。
だからこそ、ほとんどの族が18~20ぐらいを境に
「これからカタギで生きるか、構成員になるか」を選択する「卒業」の儀式があるんだよ。
要はこれは「更生する最後のチャンス」なわけ。
卒業してカタギで生きることを選択した奴には、基本的にそれまで敵対してた組織でも手出ししないだろ。
関東連は昔は勢力が大きかったこともあって、欲が出て卒業年齢になってもどっちつかずの状態で
「ヤー公上等!」「卒業せずにOB風吹かせよう!」なんて勘違いしちゃった奴が多かっただけ。
いい年こいてもハンパに粋がってたから、本職を選んだヤー公にやられちゃった、ってことでしょ。
喧嘩って、喧嘩売りまくって「99勝1敗」の奴より、平穏に生きてて「今まで一度もしたことがない」奴の方が"強い"んだよね。
俺も血気盛んな若い頃に黒崎さんにこう諭されて、「いくらなんでもそれは違うだろ!」って思ってたけど、
大人になればなるほど、この言葉の意味が痛いほどわかってくるよ。