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大声で「メリークリスマス」孝紘被告
25日、福岡高裁で1審に続き死刑を言い渡された北村孝紘被告(23)は閉廷後、話し掛けようとした弁護人に
「先生、メリークリスマス」と大声を発して退廷。突然の、真意不明の発言に傍聴席もあっけにとられた。
この日、孝紘被告はサングラスをかけ、黒色スーツの上に白黒のヒョウ柄のコート姿で入廷。正木勝彦裁判長が
「本件控訴を棄却する」と主文を読み上げると、「パチン」と指を鳴らし、ため息をついて着席。約1時間の判決
言い渡しの間は、時折ハンカチを顔に当て傍聴席をにらむように見回すなど落ち着かない様子。一方、母親の真美
被告(48)は、身じろぎもせずうつむいたまま。閉廷後コートを着ようとした孝紘被告を「脱ぎなさい」とたし
なめたが、孝紘被告は意に介さず、最後にふざけるようにして大声を上げた。
判決後、取材に応じた高見小夜子さん=当時(58)=の遺族女性は「(孝紘被告の態度からは)反省も何もな
いように感じた。死刑になっても子どもたちは帰ってこない。北村親子は人間社会から退場して、永遠に出てこな
いでほしい」と声を詰まらせながら話した。
=2007/12/26付 西日本新聞朝刊=