07/03/08 21:06:25 Uu2cOURZ
>>15とかを見て、ちょっと思った…。
*非ロマンス・電波入り注意
自室でゲームをしている私。
手元には紅茶と少々のお菓子。
こんな風に何となくくつろいでいられる時間は至福だ。
ちなみに今プレイしているのは、かの落ち物パズルゲームの雄としてテトリスと人気を二分する名作『ぷよぷよ』だ。
私は基本的にパズルゲームの類はあまりやらないのだが相方の薦めがあり、それならばとやってみることにしたのだ。
そしてパズルだからと敬遠していたのだが、実際やってみると意外に面白い。推薦する理由も分かる気がする。
そんな事を考えていると……
どたどたどたどた……
馬鹿みたいに音を立てながら部屋に向かって走ってくる相方。
ざっ! バン!!
アホみたいな勢いで襖を開けると……
「ぷ よ ぷ よ す る な あ ァ ァ ァ ァ ツ !!」
開口一番、のたまいやがった。
とりあえず手元にあった辞書で叩いておく。
「痛いよぅ…」
「痛いよぅ…じゃない!
家の中で走り回るな!
襖は静かに開け閉めしろ!
顔合わせるなり大絶叫するな!
このゲームを薦めたのはお前だろうが!
それと、その陰陽師な服装は何なんだ!!」
ぜぇ… ぜぇ…
息を切らすほどまくし立てる。
そう、相方は明らかに時代錯誤な、いかにも陰陽師でございと言わんばかりの格好をしていたのだ。
まさかとは思うが、さっきの「ぷよぷよするな」を言いたいがために用意しておいたのだろうか…?
……ほぼ確実に、そうだろう。とりあえずもう一回辞書で叩いておく。
「痛いよぅ…」
「それはもういい。
まったくあんたって奴は何だってこう……」
「まあそう言わない。
ほら、ちゃんとブルーのワンピースと白いケープ、ついでに上海人形も用意してあるから」
「えっ♪」
いきなり表情が変わる私。
「来週近場でイベントがあったでしょ?」
確かに近くでイベントがある。そして、午後はコスプレが出来るイベントでもあったはずだ。
「……それで合わせをしよう…と?」
「後半でいただきじゃ」
結局、私達は似たもの同士なのだ。