ロリショタバトルロワイアル6at SUBCALロリショタバトルロワイアル6 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト650:世の中捨てたものじゃないから ◆3k3x1UI5IA 07/03/03 23:59:46 QUCGACJB 哀れなほどに弱々しいトマが、眩しいほどに前向きな態度で、滑稽なほどに希望的な観測を語る。 ヒーローごっこでもしているつもりなのだろうか? 社会の裏側の汚い現実を散々見てきたトリエラには、それは到底受け入れられない思考法。 けれど、何故だろう。 何故、こんなにも羨ましく思えてしまうんだろう。 「……私には無理ね。とてもじゃないけど、そんな風に楽観的にはなれないな。 現実的な思考から、離れられない」 「トリエラさん……」 「課題は2つよ。この『首輪』からどうやって逃れるのか。この『島』からどうやって逃げ出すのか。 この双方の課題について、具体的かつ説得力ある方法論が用意できること。 これが、私があなたたちに協力する際の、必要条件よ。 そのどちらも満たされない今――私は、あなたと行くことはできない」 それは、最低限譲ることのできないライン。彼女が彼女でいられるギリギリの線。 「みんなで考えればきっと上手くいく」、というレベルでは、まだ自分の全てを賭けるわけにはいかない。 トリエラは立ち上がる。 これ以上会話を続けたらまた心が揺らいでしまいそうで、だからここで腰を上げる。 「今は殺さない。きっとその気になれば簡単に殺せるだろうけど、今は殺さない。これは、『取引』よ」 「……『取引』」 「次に会う時までに、もうちょっと具体的な方法を詰めておいて。私を説得できるだけの材料を用意して。 それが、今ここであなたを生かしておくことの条件。あなたに求める、私からの『宿題』」 それは、「取引」と呼ぶにはあまりにも曖昧過ぎる約束。 軽くトマの額を拳銃で小突くと、トリエラは微かな微笑みと共にクルリと踵を返して。 もう話すことはない、とばかりに、振り返りもせずに歩き出す。トマは叫ぶ。 「と、トリエラさん! また――きっとまた、会えますよね?」 「ええ。互いに誰かに殺されなければ、きっとね――」 背を向けたまま、彼女はヒラヒラと手を振って――やがて、その姿は木々の間に消えた。 * * * 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch