07/02/26 17:59:20 YfqLM/YU
投下乙
やっぱ丈は助からなかったか・・・
で、
血を丈の
じゃなくて
丈の血を
だと思う
370:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 18:05:55 O16tEnL9
投下乙です。
胸にずっしりと来るシリアスさが……ロリショタばかりだと、こういう場面が
よりいっそう重苦しくつらく感じられる。それを見事に書ききったのは作者氏の力量というべきか。GJ!
|葬式会場| λ... <それじゃ、行ってきます……
371: ◆uOOKVmx.oM
07/02/26 18:10:39 vWGZZ68T
>>369
ギリギリまで見直したのに……無念
破棄や大きな修正がなければwikiで修正させていただきます。
(なんかいつもミスしてばっかりだ俺)
372:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 18:15:06 FwWvpF3A
丈は散ったか……。三者三様の覚悟が表れている力作でした。
373:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 18:22:18 SvunVNRS
丈…
やっぱ拡声器神話は崩せなかったか
374:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 18:23:19 O16tEnL9
イエローの状態表の、
>第一行動方針:レッド達と合流し、このゲームを破る方法を考える
~~~~
がフラグに見えて怖いな……。
この後もし、レッド(死体)と遭遇することになってしまったら
イエローが激しくカワイソスの予感
375:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 18:56:28 E5eNXqrD
>誰にも思い出されなくなった時、その人は本当に世界から消えてしまうのですから
ワンピースのヒルルクを思いだしたのは俺だけ?
376:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 19:07:41 6KsGYsqs
よくある言い回しだ。
377:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 19:21:09 BZM97AjF
GJ。
しんみりと、重くて切ない話でした。…………さらば、丈。
378:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 19:24:32 E5eNXqrD
何の因果か丁度十人目の死者です。おめでたくない、丈。
379:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 21:57:27 L2ifI3gZ
【予約まとめ】
2/23(金)の予約(~2/26(月)まで) ※今日〆切り!
◆ou3klRWvAg :ビュテイ、イヴ、ブルー
2/25(日)の予約(~2/28(水)まで)
◆2kGkudiwr6:白レン、イシドロ
2/26(月)の予約(~3/1(木)まで)
◆aCfYpcY.NE:コナン、ネギ、小狼
380: ◆CFbj666Xrw
07/02/26 22:14:04 W44PvAa0
試験投下スレにちょっと試験的な物を投下してみる。
避難所でもこちらでも良いから意見が欲しい。
381:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 22:19:08 JllGiUma
>>375
むしろどれロワを思い出したorz
以下引用(ネタバレ回避の為、一部修正)
【優勝者】が忘れなければ、【優勝者】の思い出の中では、
みんないつまでも生きていられるんだよね。
382: ◆CFbj666Xrw
07/02/26 22:35:47 W44PvAa0
テスト投下スレに投下完了。
意見求みます。避難所でも構いません。
どちらにせよ投下は鍵のSSが一段落してからになりますので、急がない方向で。
(今の内容ならどちらにせよ話に影響は無いが、梨々が出ているため)
関連キャラの予約が入った場合は本投下は無くなりますが、その場合でも意見は聞きたい所です。
383:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 22:40:23 L2ifI3gZ
前編は手に汗握る脱出が良かった。
後編はマーダーの潰しあいか。
一人死亡で、一人は重傷か。
まぁ、いいんじゃないの?
たまにはマーダー同士で戦ってもらわないと
384:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 23:14:42 hPFYvUmg
展開の都合上レックスにラグナロクが渡るのは実に自然なんだが、
ここまでアレだと八面六臂もいい所だな……倒せる奴いるのか?
百戦錬磨の戦士としての才覚+攻守バランスの取れた魔法技術+強力な武器+魔力回復薬
とんでもないにも程があるぞ;
ただ、SS自体には問題はないと思う
投下お疲れ様
385:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/26 23:43:29 52vsK4wE
>>367
GJです
ベルカナの魔法、ロックとスリープクラウドがすごくいい味出してます
とりあえず書き手さん同士で混乱してるようなので
イエローの特徴について気になったことを
1人称:ボク(冒険前は「私」だったが今はこれで安定)
2人称:キミ、その他口調は普通の男の子口調でOK。
体型:金髪。麦わら帽の中にはポニーテールが隠されている。
帽子が吹っ飛ぶか、裸(もしくはそれに準ずる状態)じゃなきゃ女だと分からない。
今の状況でも遠目では男の子にしか見えない…かも。
386: ◆ou3klRWvAg
07/02/27 00:01:10 vjPyGKHb
すみません、女の子三人を予約していた者ですが
推敲を入れるとどうしても間に合いそうに無いため、
数時間の猶予をいただけないでしょうか……
387:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 00:10:19 C/KGl8iL
>>386
許可します!
388: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:32:16 U3+oEW50
コナン、ネギ、小狼投下します。
389:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:33:19 U3+oEW50
「この魔力は…」
俺は無骨なメカで覆われた頭を、魔力を察知した方へと向ける。
…ちょうど、今の俺が歩いている方向からだった。
シルフスコープを使わなくてもわかる。
何のカードかどうかはわからない。
だが、その魔力は、まぎれもなくクロウカードのものだった。
「…いや、さくらとは限らないか…」
思わず溜息が漏れる。
クロウカードといえばさくらを連想させるが、ここでは完全に武装解除されていた。
となれば、おそらくさくらが持っている確率は無いわけではないが、低いだろう。
そして、厄介なことに魔力の反応はもうひとつある。
だが、それはクロウカードとは全く別のものだ。
シルフスコープからは、それは全く別々の存在だと知れた。
…つまり。
「相手は、二人…か」
クロウカードを持っている人物。
そして、魔力を持っている人物。
…もし、この二人が『殺し合い』に乗っていれば、ろくな武器を持っていない自分に勝機は無い。
だが、果たして殺し合いに乗っている人物が二人組で動くだろうか?
…いや、最悪の場合、殺戮者が二人、という可能性すらある。
390:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:33:51 U3+oEW50
そんな答えの出ない自問自答を繰り返しながら…魔力は徐々に近づきつつあった。
接触するか、否か。
ここでの判断は全て大きな分かれ道だろう。
もし、先程の少女のような実力者と戦えば、自分は死ぬ。
…だが、動かなければ始まらない。
さくらを守ることも。
このバトルロワイアルから脱出することも。
意を決して、魔力を察知した方へ歩みを進めた…。
※ ※ ※
女の子との神社での戦闘を終わらせた後、俺とネギはそこから逃げるように去った。
…リリスといいさっきの女の子といい…つくづく女運が無い日だな、今日は…。
それにしてもさっきのカード…俺にも使えるのだろうか?
もしそうならば、ネギの足手纏いにはならないだろう…。
…と思ったが、俺の右腕は折れている。
せめてこの腕が治ればと思うが…。
間違っても『ご褒美』とやらには頼らない、それは確かだった。
俺は地図を思い出す。
確か、この近くに学校があったはずだ。
…だが、学校にはできれば長居したくない。
襲撃された場合、自由度がかなり低いからだ。
そう、逃げられる確率が極端に減る。
治療をするかどうか。
そう悩んでいた時に…ズキ、と右腕が疼いた。
「……くそっ…」
右腕の骨折、リリスとの『競争』。
咄嗟の思い付きとは言えど、俺は他人の命を犠牲にしようとしたんだ。
どう考えても、事態は悪い方向にしか考えられない。
391:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:34:28 U3+oEW50
「リリスを止める…その為にも、力が必要、か…」
幸い、約束の時間まで、まだ時間はある。
それまでにB-7のタワーに人払いをし、そこでリリスを迎え撃てばまだ勝機はある。
だが、それも『希望的観測』に過ぎない。
リリスがどんなに強いかは、ほんの少しだけでもわかっている。
わかっているからこそ言える。
リリスを倒そうとすることは、ほとんど自分から死にに行くようなものだ。
…だが、それでもこの『競争』を丸投げにすることはできなかった。
…そして、もうひとつ問題があるとすれば…。
俺は左手で引っ張ったままのネギに視線を移す。
…確かに、普段なら殺人などしないタイプだ。
だが、リリスに何かをされたのか、今は妙にボケている。
「コナン君…?どうか…したんですか?」
言うその目は未だ焦点は定まっていない。
……少なくとも、今はネギを監視しておこう…。
それが、無情の約束をした自分に今できる、数少ないことだ…。
392:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:35:55 U3+oEW50
「……誰か、来ます…」
その瞬間、ネギの瞳の焦点が定まった。
…リリスの暗示が解けたのか!?
ネギは進行方向をじっと見つめて動かない。
「…この感じ…魔力を持った人が近づいている…」
「……!!」
俺は思わず息をのむ。
また魔法使いか!?
…ネギも大分消耗しているようだし…これで相手に敵意があったらまずい…!
「ネギ…そいつに敵意がないか、わからないか…?」
「…さすがにそこまでは……殺気はないみたいですけど…。
それを隠せる人間や、殺人を何とも思わない人間もいますから、それだけで敵か仲間かの特定は無理ですね…」
鬼が出るか、蛇が出るか、か…。
現れたのは、真っ白なカッターシャツに紺のスラックス…。
…まではいいとして、見覚えのある大きな赤い蝶ネクタイに、頭には不気味なメカ。
…言っちゃあ何だか、とことん怪しい人物だった。
「な、何なんですか貴方は!!」
「ちょっと待ってくれ!俺は怪しい者じゃない!」
「そんな全力で怪しいカッコをしていて何を言うんですか!」
…………………。
一瞬思考停止していたが、あの蝶ネクタイは俺の蝶ネクタイ型変声器!
多分、彼の支給品だったのだろう。
「……わかった、今、顔を見せる!」
そう言って、頭のメカを取る。
…その素顔は、精悍な表情をした少年だった。
顔立ちからするとアジア系…中国系の少年だろうか?
「…意外と普通の顔ですね」
「…生き残る確率を少しでも上げる為にはこの格好しかなかったんだ。
…驚かせてすまなかった」
その声には、危険の色は何もない。
純粋で、素朴な声だった。
393:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:36:42 U3+oEW50
「…ひとつ、聞きたい。
…君達は、この『ゲーム』に乗っているか?」
少年は真剣に聞く。
その言葉に、俺とネギは気まずそうに顔を見合わせた。
…確かに、『乗っているか』と聞かれたら、答えは『否』だ。
だが、自分達が生き残る為に、他の参加者を危険に晒したのは事実だ。
…それを、この少年が聞けば、どういう反応を示すだろうか?
「…乗っているかと聞かれたら、乗っていない…。
だが、俺達…いや、俺の命は他の参加者の犠牲の上に成り立っている…」
俺は、重々しく口を開いた。
※ ※ ※
口を開いたのは、意外にも年少だと思われる少年の方だった。
黒い髪に、蒼い瞳を持った幼い少年。
だが、その口調は、外見年齢からかけ離れていた。
その表情には悔恨の色が濃い。
俺は、その少年の言葉を聞きながら…不快感と同時にやるせなさが溢れた。
少年の言葉を要約すると、あの主催者の男、ジェダの仲間のリリスという存在に襲われたらしい。
少年は、その時できる限りの機転だったのだろう。
『どちらが多くの参加者を倒せるか』…つまり、そのリリスという存在と殺害数を競う約束をしたらしい。
無論、責められるべきことだろう。
だが、不思議と責める気は起きなかった。
見たところ、少年からは何の魔力も、武道の心得も感じられない。
そんな少年が生き残る為についた必死の嘘なのだろう。
そう思うと、とても責める気にはなれなかった。
…何より、こういった局面でさくらも責めないだろうから…。
394:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:37:25 U3+oEW50
「で…ゲームには乗っているのか…?」
「え?」
少年は責められることを覚悟していたらいい。
間の抜けた声を漏らした。
「俺はゲームに乗っているのかを聞いたんだ。乗っているのか?」
「…俺は…乗っていない…」
少年は俯く。
「そっちの君は?」
「……正直に言うと、乗る気でいました。リリスさんとの勝負。
…でも、少なくとも、君に対してはそんな気はありません」
不安材料は山ほどある。
だが、こっちの…赤髪の少年は魔法を使えるのだろう。
まともにやりあえば不利…おそらく、自分は負ける。
「当面の敵ではないということか…」
俺は少し安堵する。
またあんな戦いをすれば、体力ももたない。
…戦いにならなかっただけ、マシというべきか…。
「…見たところ、君達は怪我をしているようだが?」
「…ああ…リリスにやられた…これくらいで済んだのが奇跡なんだろうけどな」
蒼い瞳をした少年は自嘲気味に呟く。
「そっちの君も?」
今度は赤い髪の少年へと向き直り聞く。
「いえ、別の方です」
「………そうか…」
魔法使いに傷を負わせる力を持った存在がいる…。
やはり、この世界には只者ではない存在がいるようだ。
395:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:38:20 U3+oEW50
「俺は、仲間を探している。一応、魔力もある。武道の心得もある。
……俺が仲間に加わる代わりに、二つ、条件を呑んでくれないか?」
「条件?」
蒼い瞳の方の少年が不思議そうに聞いた。
「ひとつ、仲間を探す手助けをして欲しい」
「それは、俺達も同じだ。俺もネギも、仲間を探している」
なるほど。
少なくとも、どちらも殺し合いに乗っていないのは本当のようだ。
言葉を聞いた限りでは判断材料に欠けるが、俺の勘がそう告げていた。
「ふたつ、俺の持っているシルフスコープとこのネクタイと、君の持っているクロウカードを交換して欲しい」
「クロウカード……これ、か…」
思い当たる節があるらしく、右手を庇いながらランドセルを下ろした少年はそこからカードを取り出した。
見覚えのあるカードは、『剣』のカードだった。
…実に危険極まりないカードだ。
「…『剣』のカードか……常人でも確かに使えるが、その間、自我は消える」
「!!」
その瞬間、少年の表情が強張った。
…そう、自我が消えるということは、剣の達人となるが…殺人機械として、だ。
「君はゲームには乗っていなさそうだが……」
俺は、彼がゲームに乗っていないことを知っている。
396:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:39:01 U3+oEW50
「…わかった…だけど、本当にいいのか?」
それは、リリスとの『約束』をしてしまったことだろう。
「どうせ、奴ならそんな約束をしていなくても人を殺すさ。
……そう気に病むな」
「悪ぃ…」
俺はそう言って、微笑む。
上手く笑えただろうか?
さくらのように。
彼を安心させることができただろうか?
(…『絶対大丈夫』、だよな、さくら…)
俺は心の中でさくらに問い掛けた。
記憶の中の彼女は、微笑んでいる。
…そう、守るんだ。さくらを。
そう決意していたら、不意に横手から声が掛かった。
それは、申し訳なさそうなネギの声だった。
「あのー…とりあえず、自己紹介くらいしておきませんか?」
「「あ」」
その時、初めて俺達はお互い、自分の名前も名乗っていないことに気づいた…。
397:邂逅 ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:39:47 U3+oEW50
【D-5/道路/1日目/午前】
【ネギ=スプリングフィールド@魔法先生ネギま!】
[状態]:胸に斜めに大きく浅い傷痕(ただしダメージはほとんどない)。魔力を相当使ってだいぶ疲労
リリスの唾液の催淫作用は解けました
[装備]:指輪型魔法発動体@新SWリプレイNEXT
[道具]:なし(共通支給品もランドセルもなし!)
[思考]:少し休みたいかな…
第一行動方針:魔力回復の為少し休みたい
第二行動方針:二人(エヴァ&小太郎)と、コナンのお友達(灰原)、小狼の仲間(さくら)を探す
第三行動方針:18時のリリスとの約束に遅れずに行く
最終行動方針:ロワから脱出する
[備考]:
リリスと殺害数を競う約束をしています。待ち合わせは18時にB-7のタワーです。
催淫作用は解けましたが、襲ってくる存在には容赦するつもりはないようです。
【江戸川コナン@名探偵コナン】
[状態]:右腕骨折
[装備]:クロウカード「剣」@CCさくら(カード状態)、はやぶさの剣@ドラクエ
[道具]:支給品一式、バカルディ@ブラックラグーン、銀の銃弾14発、
殺虫剤、リリスの食料と飲み掛けの飲料水
[思考]:そろそろ俺とネギの手当てをするべきか…?
第一行動方針:灰原とネギ、小狼の仲間を早めに見つけたい
第ニ行動方針:できれば、学校あたりに行って右腕の手当をしたい
第三行動方針:リリスを倒す為に協力してくれそうな人物を探す
最終行動方針:ロワから脱出する
[備考]:
リリスと殺害数を競う約束をしています。待ち合わせは18時にB-7のタワーです。
バカルディと飲み掛けの飲料水は、リリスが口をつけたため弱い催淫効果を持っています。
【小狼@カードキャプターさくら】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:きせかえカメラ@ドラえもん、
シルフスコープ@ポケットモンスターSPECIAL
蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン
基本支給品
[思考] これからどうするか…
第一行動方針:桜を探し、守る
第二行動方針:仲間を集める
第三行動方針:きせかえカメラの充電
最終行動方針:桜とともに島を脱出する
[備考]:
きせかえカメラは現在使用不能。充電が必要です。
まだ装備交換、名乗り合いはしていません。
『剣』のカードは、常人が扱った場合、意識が消えます。
ただし、魔法、または超能力を持つ人間なら、意識は消えません。
398: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 00:41:17 U3+oEW50
コナン、ネギ、小狼投下完了しました。
さくらは文中では「さくら」、行動表では「桜」に統一しました。
…キャラクターの口調に若干の不安があるので、御指摘があればお願いします。
399:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 00:49:51 28wYwAQe
乙。コナンくらいしか知らないから具体的な感想はつけにくいw
同じ作品のキャラとアイテムがそういえば結構近くにあったんだなー。
400:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 00:54:21 vjPyGKHb
投下乙です!
ネギのエロエロメロメロ状態が解けてしまったのは個人的にちょっと残念だけど、
少年三人のやりとりに心をほんのり和ませてもらった。GJ
……しかし、このままだと学校に
「ネギ・コナン・小狼」+「リンク・梨花・灰原」+「一休さん」の、総勢七人が集って
大集団を結成してしまいそうでちょっと恐ろしい。
401:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 00:59:30 qGh+Z21c
投下乙。
まあ流石に何時までも媚薬効果が持続するのもなんだしな。
妥当で慎重な話だと思う。GJ。
学校に大集団か。
……火種もちゃんと抱え込みそうだから面白いと思った。
灰原は言わずもがなだし、コナンもそれでごたごたしそうだし、ネギも微妙にズレが残ってるし、
リリスとしちゃった約束も有るし、一休さんと梨花の動向はまだ読めないし。
大きな火種は無いけど小さいのがたくさんで楽しそうw
402:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:02:40 m1ev2wBn
乙!小狼は攻撃されなくて良かったな……あの格好で血塗れになってたら、さらに怪しくなったもんなぁ
口調についてはよく知らないから、良いとも悪いとも言えない。
けど、剣のカードがwikiの説明と違うように感じるんだが……
403: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 01:14:48 U3+oEW50
>>402
あ、本当ですね…。
…では、『剣』のカードは常人には使用不可。
次に使用する時は、紫穂がサイコメトリーするか、杖を使うかでよろしいでしょうか?
[備考修正]
『剣』のカードは、常人が扱った場合、意識が消えます。
ただし、魔法、または超能力を持つ人間なら、意識は消えません。
↓
、『剣』のカードは常人には使用不可。
次に使用する時は、紫穂がサイコメトリーするか、さくらの杖を使う。
こんな感じでいいかな…。
404: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 01:16:50 U3+oEW50
あう、失敗…。
読点いりません…;
[備考修正]
『剣』のカードは、常人が扱った場合、意識が消えます。
ただし、魔法、または超能力を持つ人間なら、意識は消えません。
↓
『剣』のカードは常人には使用不可。
次に使用する時は、紫穂がサイコメトリーするか、さくらの杖を使う。
こんな感じで…;
405:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:23:05 vjPyGKHb
>>404
それだと、他のクロウカードのロワ内設定である「魔力持ちなら誰でも使える」に
矛盾してしまうような気がするのですが……。
『剣』のカードのみ、特別ルールの適用ということになるのでしょうか?
406: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 01:33:32 U3+oEW50
>>405
…そうですね…。
でもどこかで矛盾が生じてしまうのが切ない;
では、最初の備考
↓
『剣』のカードは、常人が扱った場合、意識が消えます。
ただし、魔法、または超能力を持つ人間なら、意識は消えません。
で、OKしてもらえるでしょうか?
他にいい案があれば、誰か出してもらえたらありがたいです…。
407:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:45:24 m1ev2wBn
別に、常人使用不可で、魔法が使えるならOKだと思うんだが……
紫穂も乗っ取られただけで、使ってた訳じゃ無かったはず
408:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:47:58 nwiCymJz
剣が召喚(?)されてた時点で使ってる気がするんだが…
つか紫穂の場合は意識あったんだよな?
それなら>>406でいい気がする
409:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:49:09 m1ev2wBn
>別に、常人使用不可で、魔法が使えるならOKだと思うんだが……
これじゃ訳がわからねぇ……
訂正) 別に、常人使用不可で、魔法が使えるならOKで良いと思うんだが……
410: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 01:50:29 U3+oEW50
>>407
えっと、では最終的な備考修正を。
[備考修正]
『剣』のカードは、常人が扱った場合、意識が消えます。
ただし、魔法、または超能力を持つ人間なら、意識は消えません。
↓
『剣』のカードは常人には使用不可。
魔力持ちなら誰でも使える。
ただし、剣形態の時は常人でも使えるが、意識は消える。
文中での小狼の「常人でも確かに使える」は、剣形態の場合。
こんなものでよろしいでしょうか;
411:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 01:53:24 m1ev2wBn
剣召喚ってしたっけ?
使い方読み取ろうとしたところで、じゃなかったけ?
てか、確かに紫穂は意識あったんだよな……
いまさらだが何でだ?
412:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 02:15:05 m1ev2wBn
>>410
それなら常人は発動できないから、滅多なことでは乗っ取られないし、俺はいいと思う。
413:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 07:25:04 /6B66o+k
ところでブルーとか予約した人はどうなったの?
414:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 11:26:38 aHBgXa3i
ところで話題変わるけど、避難所に「Q&Aスレ」みたいなの立てていいかな?
結構、知らない作品・知らない設定とかあると思うんだ。作品数多いし、書き手のカバー範囲違うようだし。
本スレでも避難所でも、「○○は●●なの?」的な質問がよく挙がるし。
議論を中断させないためにも、設定などの確認専用の質問の場があると良いと思った次第。
415:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 12:33:00 ujx3Fl2X
>>413
投下が遅れるそうだ
まぁ、気長に待ってやれ
>>414
スレ立てるまでもない質問スレみたいなのを作りたいと言うこと?
別にいいと思う
416:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 12:38:12 aHBgXa3i
>>415
そう、そんな感じ。スレタイが思いつかなかったけど、それそのまま貰おうw
417: ◆aCfYpcY.NE
07/02/27 15:36:41 U3+oEW50
確認していたら間違い発見しました;
誤)
それは、申し訳なさそうなネギの声だった。
正)
それは、申し訳なさそうな赤髪の少年の声だった。
です。
一人称で名乗り合いをしていないので…。
間違いが多くてすみませんでした;
418:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 17:11:09 nAgACBqw
>>382
MP消費が緩すぎじゃない?
ギガデインみたいな大技使っといて、MPが3/4以上も残ってるって…制限下ですよ。
切り札的な魔法なんだから(いくらゲームでは終盤ホイホイ使えるようになるとは言え)、もっと消費を激しくして欲しい。
威力は十分すぎるほどあるんだから、バランスが悪い。
419:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 17:14:50 nAgACBqw
>>398
>第三行動方針:18時のリリスとの約束に遅れずに行く
ネギのこれに吹いたw
まだかなり不安要素を含んでるっぽ。
小狼はクロウカードを手に入れたことで、それなりの戦闘力を手に入れたかな?
420:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 17:41:34 ilZCM7lB
>>382
這い上がるくらいで~の時間表記がミスだとして、あれが「昼」だとすると
時間巻き戻ってね? 表記ミスかな?
421:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 20:36:02 KYFtCuuM
すまないが、死んだ人10人、教えてくれないか?
422:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 20:51:58 0ttmCkDQ
お前はwikiも見れないのか
423: ◆ou3klRWvAg
07/02/27 23:21:11 8LNssPs2
UWAAAAAAAAどうしても納得のいくビュティが書けneeeeeee!
数時間どころか一日もらってしまって申し訳ありません。
あと一時間かけて、ビュティ分を推敲したら投下を開始します……本当に申し訳ない
424:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/27 23:32:23 S9BgEuaf
>>423
とりあえず落ち着け
で、納得できるものを投下してくれ
425: ◆CFbj666Xrw
07/02/28 01:50:06 um+e/UZJ
>>418
原作の消費MPを調べて、前回のSSで使った呪文の消費と照らし合わせてあります。
設定上の問題は無いはず。
ちなみにギガデインの消費は今回使用した消費MPの約半分ほどを占めました。
一発で全MPの1/8近くという所かな。
426:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:11:40 AdgddXFl
>>425
それで、寝たら回復するんだよな?
魔法系キャラに都合よすぎじゃねぇの?
人殺すにはライデインで十分なうえ、ライデインは消費少ないからいくらでも撃てる。
一日経ってもロクにMP減らないのに、寝れば回復。
MPは尽きませんね。
427:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:19:30 AdgddXFl
>>425
要するに設定上の話じゃないワケよ。
フランドールの時もそうだけど、大技使ってるのに消費が少ないのはどうなのって話。
428:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:25:46 qMMKR9aG
>>423
一時間どころか一夜明けてしまった訳なんだが
自分で決めた期限なんだから間に合わないと思ったら連絡くらいしてくれ
予約荒らしだとか思われても文句言えないぞ
429:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:43:57 A2ql2bDs
いや、設定上の話でいいだろ。
430:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 07:59:45 AdgddXFl
そうかなぁ。
大技を何のリスクもなしに8回も撃てるなんて問題だと思うがな。
寝たら回復するから、次の日はまた何発も撃てるようになるし。
431:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 08:26:36 +vcWIY4X
ID:AdgddXFlは『大技は普通の呪文に比べてMPの消費量を大きくすべき』と言ってて、
書き手さんは『大技も原作の消費量に合わせてMPを減らしています』と言ってる。
そりゃあ話が噛み合わない。
で、改めてどっちの意見を尊重するかだが、さて、どうだか。
432:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 08:36:37 8j2v9lP/
ドラクエやFF、マザーを原作と同じすると無尽蔵に近くなるから消耗増加
もしくは威力激減を希望したい。
たしか前のレックス戦でも消耗少なすぎって話題が出て途中で流れてたと思う
(原作の消耗そのまま格ゲーの人達は消耗無しで技を出せまくるし)
433:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 08:58:21 jn8zxT57
作中の能力だけを採るとバランスがおかしくなる。
できれば、他の作品とのバランスを重視してもらいたい。
この手の元祖である葉鍵ロワイヤルなどを見ると、
圧倒的と言うか人知を超越した能力は封じられたり、
もしくは強い能力を持ったが故に、序盤から中盤で、
殺されている。そうしないと、最後で収集がつかなくなるから。
434:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 11:04:42 OtzjRypV
あと、皆ギガデインの消費量しか議論してないけど、
ベホイミとかキアリクは消費量増やさなく良いの?
ベホイミは効果が減ってるみたいだったけど、それ+消費も大きくしないでいいのかな?
ギガデイン以上にこっちの方がMP喰ってなきゃ、まずいと思うんだが。
435:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 11:06:03 9em47GhX
ただ、最高MPが制約されてるなら、使ってる当人も気づいて乱射なんてしないだろうから……。
てか、兄貴が剣技より魔法に重きをおいて戦ってるのがなんか違和感。
やたら硬い相手や素早い相手、複数相手とかならともかく。
ひょっとしてPS2版ってそういうバランスになってるのかな
436:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 12:04:15 9em47GhX
【現時点の課題】
・「這い上がるくらいで丁度いい ◆gMrrx6WqIM 」の時間表示問題
>>287-291の作品だが、そのステータス欄の時間表記に疑問が出されている。
その前のお話が「午前」枠(8~10時)なのに、いきなり「午後」枠(14~16)になっている。
お話の内容からして、4時間以上もの時間経過は考えられない。
時間表記システム(>>5)を把握してなかった作者のミスか?
◆gMrrx6WqIM 氏のコメントと修正が望まれる。
(前の話と同じ「午前」枠にするか、それとも次の「昼」枠に進めるのか、裁量の余地があるため)
・◆l1XtqCvRP.氏の2作品の扱い
>>315-316>>323の2作品。
どちらにも重大な疑問が提示され、本人からの回答が十分に成されていない状態。
多くの人が納得していないだろう。
この2作品については、残念ながらNGでもう確定か?
たとえそうだとしても、当人のコメントが欲しい所。
少なくとも、現状のままでの「通し」はありえない。
・◆CFbj666Xrw 氏の、テスト投下スレの作品の扱い
上の◆gMrrx6WqIM 氏の時間が修正され、◆l1XtqCvRP.氏の作品がNGで確定なら、投下可能。
ただし、これはこれで問題点が指摘され、現時点でも大きな議論になっている。
本スレ投下の際には、なんらかの形で要修正だと思われる。
このまま投下すれば再度のNG論議は避けられないだろう。
・◆ou3klRWvAg 氏のビュティ・イヴ・ブルー予約
>>423で「あと1時間」と言っているが日付変わっても反応無し。
まあ、無理して破綻されても困るけど……。
とりあえず、他に予約したい人が出てくれば譲るのが筋か。
頑張ってその前に完成を目指して欲しいもの。
【予約まとめ】
2/25(日)の予約(~2/28(水)まで)
◆2kGkudiwr6:白レン、イシドロ
このままじゃ、今日の夜には予約無し状態になってスレが止まっちゃうよー。
議論のある書き手さんは、素早い対応望む。
トラブルのない書き手さんは、積極的な予約を望む。
……自分? トラブルの1つが解決すれば1つ予約できるんだけど。
437:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 12:08:03 Iwy0QdyD
っていうか寝てMP回復するのは決定事項なのか?
今はロワであってゲームじゃないんだからそれも問題あると思う。
そして消費魔力も少ないと思う。
FFDQロワでももっと消費してたぞ。
438:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 12:18:20 9em47GhX
>>437
リラックスできる環境で、一晩休息を取ることができれば完全回復、は確実だろう。
そういう約束になってるんだから。
問題は、このロワの中で、安全が保障された宿屋で1晩過ごすのと同等の時間が取れるかどうか、じゃないかな。
たとえばドラクエとかじゃ、馬車で歩きながら夜越しても回復無しだし。
周囲を警戒しながらウトウトする程度で完全回復してたら、それはまず袋叩き間違いない。
あとは書き手のバランス次第かと。
消耗しきったキャラがその後はもう一切何もできない、のは別の意味で萎える。
無防備な姿を晒し誰かに襲われるリスクと、時間的ロスを覚悟して休息を取ったなら、ある程度回復してもいいとは思う。
439:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 12:58:38 8j2v9lP/
>>438
そう考えると宿屋でなければ寝れない(?)勇者に比べて、ダンジョンや野営で
平然と眠れるベルカナの方がタフに思えるから不思議だw すぐガス欠になるけど
440:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 13:03:37 cwl2jjYR
>>439
それに比べて、ゲーム系でまったくよく分からんのがベルフラウだ。
あの子は一戦闘が終わる度に全快しちゃう。
まあ、>>438でいいんだけど。
食べもん喰ったらある程度回復するテイルズ参加者もどうかと思うけど。
441:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 14:26:29 8j2v9lP/
>>436
一休さんのSS(おむすびのヤツ)も修正宣言以降、応答がないんだよな
あれがハッキリしないと学校辺りも手を出しにくいと思う
442: ◆gMrrx6WqIM
07/02/28 17:16:38 j6yB2xgC
>>436
「昼」の表記ミスです。すみません。
443:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 18:33:49 LkkAwP94
原作どおりの消耗、ってすると今度は格ゲーやら弾幕の連中の消費がなくなる危険性がある。
ただ前SS見ててもMP関係はレックスにとって枷になっていないようだから、
クリーンヒットしても意外に威力がない程度でとどめては?
幸いクリーンヒット描写はないからなんとかなると思う。
書き手さん次第だけど。
444:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 18:54:11 tLF95Yv0
切り札としてギガデインを考えてるなら、半分くらい消費させてもバチは当たらんだろうね。
設定よりもバランスというか演出的要素を重視すべきとは思う。
逆に設定どおりの消費に留めるなら>>443の言う通り威力もその程度に抑えるべきだね。
ゲーム上の数字の上なら打撃2回分くらいの強さでしかないし。
あーでも打撃一発で骨折レベルのダメージが入ってるんだっけ、うーん。
445:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 19:17:35 cwl2jjYR
ふと思った。ギガデインより強いミナデインはどうなるんだろう?
普通に考えると使用されることはないんだろうけど。
446:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 19:46:51 8j2v9lP/
ミナデインは単独だと燃費の悪いライデインくらい。数人で協力して強敵撃破なら燃えるが。
ロト紋だとボス戦に何百人とかで凄いミナデインやってたけどw
単体攻撃のミナより全体攻撃のギガの方がヤバい。
447:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 19:59:17 tLF95Yv0
ちなみに5はライデインが全体で、ギガデインはグループ
シリーズによって範囲が違う勇者の強呪文。
448: ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 20:11:49 5GiHhnDO
イエロー予約します。
449:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 20:55:51 nnxv36Fk
ベルカナとか出ないのか?
まぁイエローの独白みたいな形にするんなら別だけど
450: ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 21:04:49 5GiHhnDO
>>449
はい、夢の中ということで。
ベルカナは休まないと魔力が回復しないようなので
イエローの独白という形にしています。
…もっとも、その回想の中で他キャラは出てきますが…。
451:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:24:06 unncqKH5
>>450
レッドと丈の活躍に期待!
そういやイエローってベルカナに抱かれてるから起きても6時間後まで動けないのか。
感動的な場面を装いつつ、勝手な行動をさせない為にそうしたならマジ策士だなw
452:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:29:07 /f1VxG2H
正直ギガディンは便利すぎじゃないか?
先に議論されてるように消費がもっと大きくないと…
あとべホイミ、ベホマ等の回復系は個人的には正直使用不可にしたいくらいなんだよな
MP回復は…レックス自身がマーダーとして覚醒してる以上リラックスして休めるとは思えないんだが
453:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:31:06 9RNDBTgq
>ベルカナに抱かれてるから
別の意味に見えて一瞬困った。
性的な意味で
454:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:33:32 x34eriyh
灰原「例え私が倒れても、第二、第三の灰原哀が現れるだろう!」
こうなってしまうからやめてくだしあ(><)
455:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:33:52 LkkAwP94
回復も個性だから蘇生系以外は大幅制限でいいと思う。
でもスクルトかけた歴戦の勇者に素人小学生がボウガンでつけた傷くらいなら完治してもおかしくはないかと。
MPの睡眠回復はなし(ほとんどなし)でいいんじゃない?
常にフィールド状態と考えれば。
456:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 21:48:01 cwl2jjYR
>>455
それだと、他の魔法使い系も同じようにMPの睡眠回復はなしってしないと不公平感が強くない?
タバサだって一緒だし、ジーニアスも似たようなもんだし。
レックスだけMPの睡眠回復はなし、なら他の参加者には影響を与えないんだけど。
457:>>456
07/02/28 22:02:27 cwl2jjYR
連投と意味不明文ごめん。なのはを始めとする魔法少女やら、タバサやジーニアスを
始めとした魔術師やすでにデバイスを使っている吸血鬼とかがいるから
魔力を使う支給品の意味がなくなったりしない? 後半は銃火器メインになってもいいけど。
などと思ったので。
458:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 22:11:51 23M2IApi
>>456
単独行動の人は安心して眠れないからMP回復は少量、でよいと思う。
ただし襲撃を一切気にせず眠ったり、そこら中にトラップしかけて安心して眠れる場所を作れば安眠可。
459: ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:17:17 5GiHhnDO
イエロー投下します。
460:悲しみを越えて ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:18:43 5GiHhnDO
イエローは夢を見ていた。
今までの、日常の夢。
幸せが壊れる前のこと。
四天王との決戦。
…確かにあの時も命がけだった。
だが、ここまで理不尽なものではなかった。
「レッド…さん…」
自分は『今』見ているものを、『夢』だと理解した。
理解しない方がよかったのか、理解する方がよかったのか、それは自分にもわからない。
理解すれば、現実の残酷さを夢でも背負うこととなる。
理解しなければ、次に目が覚めれば残酷な現実を突きつけられることとなる。
『いいかい?ポケモンはやさしくて、でもこわい生き物だ』
!!この記憶は…レッドさんと初めて会った時の記憶…。
『ポケモンを使って悪いことをしようとする人が飼い主では、
ポケモンも悪い子に育っちゃう』
「レッドさん…ボクは…」
『正しい、優しい気持ちで育てれば、いつまでも友達でいてくれる。
…わかるよね!?』
念を押すレッドの姿。
それは優しくて、それでいて強い言葉だった。
『それさえわかればキミも、ポケモントレーナーの仲間入りだ』
レッドの笑顔。
何故こんなにも懐かしいのだろう。
…ほんの少ししか離れていなかったはずなのに…。
461:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 22:19:17 /f1VxG2H
相当場数踏んでたり、裏の世界に慣れてるような奴でもないとこの状況で安眠は難しくないか?
殺す覚悟してる奴だって基本はロリショタなんだぜ?
462:悲しみを越えて ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:19:33 5GiHhnDO
『よくがんばったな、ありがとう。イエロー!』
四天王を倒した時に言われた言葉。
…だが今、自分はこんなにも無力だ。
「…ボクは……ボクは、何ができるの…?」
ベルカナの言葉が蘇る。
『お止めなさいな。心の痛みを罪の意識で誤魔化しても、彼は喜びませんよ』
「…そうか…ボクは逃げたかったんだ…」
次に自分が死ぬことがあっても、それが断罪だと思いたかったから。
「ボクは自分が死ぬ理由が欲しかったんだ…」
助けられなかったから。
目の前の人を。
誰も死なせたくないだけなのに。
その痛みを、人を殺す罪の意識を被せて、誤魔化そうとしたんだ。
『君に会えて嬉しかった』
死ぬ際の丈の言葉。
「…うん…ボクも嬉しかったよ…」
463:悲しみを越えて ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:20:21 5GiHhnDO
『握手しよ』
「あたたかかったな…丈さんの手」
静かに震えていた彼の手。
彼も怖かったのだろう。
泣き出したかったのだろう。
…だけど、最後までイエローを不安にさせるようなことは言わなかったし、しなかった。
「強いよ、丈さんは…ボクなんかとは大違いだ…」
空を仰ぎ見る。
夢の中の空は、記憶の中のカントーの空と同じだった。
「…でも、ボク、決めましたから」
ただ彼の死を嘆くだけではなく。
悲しみを越えて。
「丈さん…ちゃんと伝えます」
大丈夫、もう迷いはない。
464:悲しみを越えて ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:20:54 5GiHhnDO
【F-3/城の一室/1日目/昼】
【イエロー・デ・トキワグローブ@ポケットモンスターSPECIAL】
[状態]:擦り傷多少、破ったシーツを身体に巻きつけた、睡眠中、決意
[装備]:シルフェのフード@ベルセルク、魔剣ダイレク@ヴァンパイアセイヴァー
[道具]:スケッチブック、基本支給品
[思考]:睡眠中(夢を見て、決意を新たにする)
第一行動方針:レッド達と合流し、このゲームを破る方法を考える
第二行動方針:丈の友人と合流し伝言を伝え、協力を仰ぐ
第三行動方針:できれば、服を取りに戻りたい
基本行動方針:ゲームには絶対乗らない
参戦時期:2章終了時点(四天王との最終決戦後。まだレッドに自分の正体を明かしていない)
[備考]:ダイレクのソードエレメンタルは魔力を必要とするため使用不可
465: ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:22:50 5GiHhnDO
イエロー投下しました。
…>>461さん、間が悪くて申し訳ありませんでした;
時間を一応昼へと進ませました。
問題がありましたら修正します。
466:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 22:31:18 9RNDBTgq
投下乙です。
内容は別に問題ないと思いますが、予約から投下までの間隔の短さが気になります。
もうすこしゆったり気をもって、期限いっぱい推敲をしてみてはどうでしょうか。
無理に急くことなく、どうせ投下するなら最高のものに仕上げてから! ぐらいの心持ちで。
そして睡眠と回復の問題にちょっと参加、というか質問を。
強制睡眠魔法や、眠りを齎すアイテムによる眠りで回復はしないでしょうか?
ex)眠ろうするが、どうしても眠れなくてそれらを使用した場合
(or強制的に休息をとらせようとした場合)
この場合、僅かなりとも体力・精神力の回復があるのでしょうか。
ちなみに投下作と>>461で思い出したけど、
イエローには、力を使いすぎた場合、どんな状況でも強制的に眠くなる(≠疲労)
というペナルティもあったような。
ポケスペを読んでいたのがかなり昔なので自信がありませんが、
もし間違ってないようならば、Wikiに備考みたいな感じでちょっと追加してきます。
467:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 22:31:33 cwl2jjYR
>>465乙。イエローの独白がしんみりとしていました。
>>461最近のロリショタをなめてもらっちゃあこまります。
基本的にテロリスト相手にガンアクションしたり、一年中一人で大規模な魔術組織から逃げ回ったり、
何年も人間らしい生活をせずに化け物相手に戦い続けたり、モンスターが徘徊する場所で野宿をできたりする
参加者もいます。一般人なら精神的にきつくてもそれらの面子なら睡眠の必要性を感じれば
それをできる環境を整えられるでしょう。
468:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 22:32:59 /f1VxG2H
リロードって大切でつね…
割り込みゴメン
469: ◆aCfYpcY.NE
07/02/28 22:38:24 5GiHhnDO
>>468さん
いえ、こちらこそ;
確かに、予約~投下までの間隔が短すぎますからね…。
ちょっちせっかちすぎましたね;
これからは>>466さんの仰るとおり、もっとゆったり推敲してからにします。
470:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 23:03:04 unncqKH5
>>465
投下乙です。イエロー、健気な子だなぁ。これで精神的に安定したかな
魔剣からダイレクの精とか出てこないかヒヤヒヤしていたのは内相だw
>>466
他は知らないけどSWでは気絶等の完全に意識を失った状態は安眠として扱われる。
だから精神力の使い過ぎで気絶すると、6時間たって回復するまで自力では意識が戻らない。
ヴァンパイアセイヴァーでは気絶中&ダウン中&ガード中は体力の回復が止まると記憶している。
471:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 23:33:34 C1wvxORb
>魔法議論
ぺらぺらーずよく読んでないから何とも言えないが
正直指輪ないことを考えれば
ベルカナも魔法使い過ぎな気もしなくはないぞ
上位魔法2つ+〈眠りの雲〉使った上で〈施錠〉はまず無理じゃないか?
…と、まあ制限はこのくらい厳しくあるべきかと
レックスにしてもギガデイン2発撃つのは無理だと思う
472:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 23:36:33 948rPXZy
>>466
自分はむりやり眠ったことがないから断言はできないが、
現実には普通に体力回復すると思う。
473:名無しさん@お腹いっぱい。
07/02/28 23:47:08 C1wvxORb
連投スマネ
>>466
イエローについて
それは書き手の自由だと思う
最近のは読んでないから知らないけど
金銀編までを見る限りだと力使って眠っちゃう説のほかに
ただボーっとしてて眠くなっただけって可能性もある
474: ◆2kGkudiwr6
07/02/28 23:52:33 yAiItT9V
イシドロと白レン、投下が遅れます。
475:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 00:10:01 WA7/fB8F
>>471
発動体がないと無いと発動率と基本魔力が下がるんじゃなかったかと。
「通常はピンゾロでファンブルなのが3や4でもファンブルになる」だと思った。
(基本魔力が必要になる魔法は使っていない)
消費した精神力を計算してみたら綺麗に1点残しになってた(制限がない事が前提)
元々、杖があっても空を飛ぶだけで最大精神力の約1/3を持っていかれる人だからなw
476:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 00:41:47 miw3JalA
4でも発動失敗だとすると普段は1/36で失敗するけど、今は1/6で失敗するってことか。
幸運を呼ぶコインが影ながら活躍してるのか?w
>>175
たぶん171はベルカナの消耗具合を問題にしているのではなく、元々消耗が激しい
ベルカナも制限するくらい厳しく見て議論しようと言いたいのだと思う
477:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 01:01:16 JixrXdh6
したらばで一休さん作者が破棄宣言していた。
いい作品だと思っていたが残念。
478:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 01:05:21 HVYBBiJg
ともかくも、これで学校まわりも動かせるようになったか?
479:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 01:39:04 9Ps3Z8xH
現実的に考えればMP回復は一切無くてもいいのでは?
たった数時間の休憩で回復するのがおかしい。
480:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 01:44:32 JixrXdh6
現実的に考えたMPって何?
というか回復一切なしは極論にもほどがある。程度はともかくある程度回復することを前提に
動かした書き手がほとんどのはず。回復一切なしにするなら開始前に言っておくべきだろう。
481:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 01:49:32 VXOigdT9
>現実的なMP
・・・・・・SUN値?
例を挙げるとすれば精神的疲労なんだろうがな。
魔法なんてものを現実に定義しようということ事態がおかしいし。
代返可能な作品なら代返でいいんじゃないか?
ベルフラウは休憩で回復がいいと思う。原作では戦闘終了=ほぼ、休める状況だし。
482: ◆CFbj666Xrw
07/03/01 03:50:40 Vp3hkd19
まず、MP消費は前回のSSで出た内容に沿っています。
威力も、起こしている事はこれまでの内容の範囲内にほぼ沿っているはずです。
ただし、話の流れと表現で圧倒的脅威を感じさせるように意識してみました。
レックスの設定はこれまで問題になっていませんでした。
つまりこれが問題になるのはこの書き方(展開と描写)のせいだろうと思います。
というかそれを調べるための試験投下なのです。
もしかしてフランドールの話も展開と描写の問題だったのかな? と思い、強調した話を書いてみました。
『強者が圧倒的な力で哀れな獲物を蹂躙し、懸命な抵抗も全て粉砕する無情』が有りなのかどうか。
それ自体、やめておいた方が良いというならそれはそれで良いので、
そこの所の意見が採りたいです。
……どこかで見当違いの考え方してたらごめんなさい。
483:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 07:25:18 2P4qUae4
>>482
> レックスの設定はこれまで問題になっていませんでした。
問題になってたよ。きみがスルーしただけだ。
住人も何人かが問題にしていた。節の目乙。
>話も展開と描写の問題だったのかな? と思い、強調した話を書いてみました
話のすり替え乙。君の話はそれに加えて自己リレーだろ。
没にならなかっただけでも良しとすべき。
>『強者が圧倒的な力で哀れな獲物を蹂躙し、
>懸命な抵抗も全て粉砕する無情』が有りなのかどうか。
君がかきたければかけばよいでない。おれは否定派だが肯定派もいるからね
どちらにしても「戦闘」「殺す」だけがロワではないしね。
結局文章が下手な人はそこに逃げ込むしかないのだろうが。
484:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 07:56:53 WA7/fB8F
>>482
前のレックスの消耗設定について問題視する声は出てはいたがラッシュに飲み込まれて有耶無耶に。
全体的に超人揃いのロワなら全く問題ないと思うが、そもそもの感覚の違いだと思う。
個人的意見だが、強力キャラほどどうやって設定を崩さずに自然に苦戦や制限、消耗をさせて
他キャラに(その時は圧勝でも後々の)勝機を感じさせられるかが大きな戦力差のある
クロスオーバー系ロワの肝だと思っている。
原作ロワのようにキャラ同士が基本的に同等なら無情でも虐殺でもいいと思うが
氏の意図はともかく設定上の戦力差に任せて暴れているようにしか見えないのが難点。
圧倒的で無情描写も時には必要だと思うが、後続に引き継ぎにくい強さと思った。
前の話で問題が出るような設定を誤魔化しつつ、弱体化なり制限なりを
自然に盛り込んでも圧勝は出来たと思うし。
ぶっちゃけて言えば、設定上OKで戦術上の問題もなく効果的だからといって
「変身早々にスペシウム光線を撃ちまくって勝利するウルトラマン」なら見たくない。
出会い頭に抜き撃ちを眉間に叩き込む展開と戦闘表現以外は変わらないと思っている。
485:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 10:22:36 miw3JalA
おむすび一休さんは破棄なのか。残念だ。
お互いに主張はあるだろうから、ちょっとアンケートを取ってみたいと思う
【Q.このロワの能力制限に期待することは?】
A/即死無敵時空間操作等のみ禁止と制限で、後は設定をフル活用して派手な戦闘も可
B/上記に加え強力な超常能力は大幅に制限し、普段通りの戦闘はさせず泥まみれな展開
C/Aの条件で程々に痛め付けて劇中で制限し、騙し討ち疑心暗気などの展開に持ち込む
D/上記以外、及びこのアンケートは根本的に変だと思う
OPや企画段階の制限案を見てBが望まれていると 思っていたが、Aがいい人もいるだろうし
根本的な所で相違があると議論が平行線になりそうなんで参考までに聞いてみたいと思った
486:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 11:52:43 n2NrwDEN
AとBの中間を意識してた。
キャラの持ち味は活かしつつ、特技は特技としてちゃんとしておいて、でも知恵と状況次第で弱キャラにも逆転可能な程度、と。
ってこれCなのか?
あとはロワの制限じゃないけど、互いの戦闘ルールの隙間を上手く突くことができればな、と思ってる。
ドラクエルールでは無敵の勇者様も、ドラクエの戦闘ルールにない状況には弱い、というのが自分の理想。
正面からの戦いなら最強、でも地形利用とか騙まし討ちとかはそもそも思いつかない・されたら対処が分からない、と。
いや他の人に強要する気は無いが。
487:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 13:08:29 tWUj6ClO
Bが一番近いかな。
ただ、強力でない特殊能力も、それなりに制限する方が良いと思うが。
例えば回復能力は小規模なものでも制限が必要だし。
(ホイミ連発で完全回復なんてやられちゃかなわん)
488:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 14:20:49 VIM4y37b
書き手の暴走によって話がぶっ壊れるのを防ぐために、強キャラに付けるのが制限。
空気読める書き手、超展開を収拾できる書き手が多いなら制限はA、もしくはそれ以下でいいが、
制限無しを傘にやりたい放題されそうならそれを防げるような制限をつけるべき。
これはDとなるかな。
まあここの場合はBに近いのか?
489:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:08:11 wdphXH5x
お話中すいません。ここって予約なしの投下もOKですか?
490:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:19:16 hMqnMh1t
>>6
491:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:19:53 wdphXH5x
じゃ、投下します
492:遊びじゃない ◆FJDBev8Clg
07/03/01 16:21:02 wdphXH5x
「『進みすぎた技術は魔法のようなものだ』って、誰の言葉だったかな?」
口に出してみると、自分でも微妙に間違ってる気もする。
古典文学ではなくSFの言葉だったかもしれない。
だとしたらそれは、この私・トリエラの知識の守備範囲じゃない。
「クラエスなら知っているかもね」
無節操にあらゆるジャンルの本を読み漁る彼女に聞けば、すぐに答えが出てくる気もする。
でもその質問を彼女に届ける ためには、この戦場で最後まで生き残らなきゃならない。
友達と、クマのぬいぐるみと、ヒルシャーさんの待つ社会福祉公社に帰るために。
私はフラフラと歩くフランドールの尾行を続ける。
最初に彼女の戦いを見た時は、私は自分の常識が覆される思いだった。
対戦車ヘリのように、空中にホバリングし嵐のような銃弾を撃ち放つ。
私たち「公社」の義体でも、あれだけのことをするのにはどれほどの装備が必要だろう。
それを、あんな軽装で、あんなオモチャみたいな杖1本で行うなんて。全く信じられなかった。
それに、彼女の最初の被害者となった東洋系の少女も、不思議な動きをする子だった。
瞬間移動、としか思えない。義体の高い動体視力でも、どう移動しているのか全く掴めない。
でも、そんなことって可能なの? こっちの子も、何の装備も持ってるようには見えないのに。
木の陰に隠れ、激しい戦いの様子を眺めながら、でも私は次第に落ち着きを取り戻した。
目の前の光景は、知識のない私には魔法でも使ってるようにしか思えない。
でもそれを言ったら、私たち義体もそれを知らない人から見れば魔法のような技術だろう。
ホムンクルスとか、フランケンシュタインの怪物とか、ピノッキオとか。まるきりお話の中の存在だ。
そしてその技術はイタリアの「公社」が独占していて、世間一般にはまだ知られていない。
だから、イタリア以外のどこかの国が、目の前の魔法のような技術を開発していてもおかしくないんだ。
進みすぎた技術は、魔法のようなもの。
原理も、開発の過程も伏せられて、いきなりその結果だけを見せられても、私に理解できるはずがない。
そして、あれが単に進んだ技術に過ぎないのなら、私は何も悩む必要はない。
私が見極めなきゃいけないのは、その原理じゃない。
何が出来て、何をするには何が必要なのか。可能なことの範囲と、その使い方。それだけだ。
やがて第一の戦闘は終わる。
派手な砲撃を撃ち放った少女は、遠くから隠れて窺う私には気付かず、その場を離れた。
誰も居なくなった平原に、どこに隠れていたのか東洋系の少女が出現して、お城の方に逃げ出した。
私は少し迷ったが、派手な攻撃をする少女を追いかけることに決めた。
東洋系のあの子は、あの傷ではきっと長く持たないだろう。私がトドメを刺すまでもない。
それに、もしも奪い取るとしたら、あの瞬間移動の技術より、空中飛行と砲撃の技術だ。
私は少女に気付かれないよう距離を置きながら、彼女を追って北上した。
493:遊びじゃない ◆FJDBev8Clg
07/03/01 16:21:56 wdphXH5x
UFOにしか見えない不思議な乗り物に乗った女の子が撃墜された時も、私は見ていた。
ゴンと名乗った少年が戦いを挑んだ時も、私は見ていた。フランドールの名前はその時に聞いた。
自分以外にもう1人、ずっと影から見ていた女の子が居たことにも、気がついていた。
どうやら、誰も市街戦の心得はないらしい。物陰から物陰に移動する私の姿に、誰も気づいた様子はない。
じっくりと観察を続けた私は、既に攻略の糸口を見つけていた。
あとは、機会を待つばかり。
その機会は、思ったよりも早く訪れた。
フランドールが傷ついた身体を引きずって、一軒の家に入って行く。
ドアを閉める余力もないようだ。しばらく待って物音が起きないのを確認して、私はその家に忍び寄る。
こういう空間は、私のフィールドだ。
フランドールのための舞台ではない。
あの多種多様な弾頭を撃ち分ける武器は脅威だが、強力過ぎて閉鎖空間では自滅は確実だ。
多分、あの子はそこまで理解せずに、あの家に入ったんだと思うけどね。
気配と足音を消し、慎重に家の中に踏み込む。
大丈夫。普段の「仕事」の時と同じ。いつも通り、やればいい。勝機は十分にある。
私は拳銃を構えたまま、標的の姿を探して歩き出した。
常識のない奴だ、とは思っていたけれど、ここまで能天気だとは思いもしなかった。
寝室のベッドの上で、標的が安らかな寝息を立てている。
服装も変わっているし、例の杖も持っていない。何やら赤い宝石を握っているだけだ。
それでも、それはどこからどう見ても、あの大破壊を繰り広げたフランドールその人だった。
何度も確認したけれど、ブービートラップが仕掛けてある様子もない。ドアを閉めてすらいない。
一体、どういうお嬢様なんだか。扉ひとつ開け閉めするにもメイドを使うような生活でもしていたのだろうか。
彼女の耳元の携帯音楽プレイヤーから、微かに音が漏れている。
こんなものを聞いてたら、周囲の音に反応することもできないのに。馬鹿な奴。
494:遊びじゃない ◆FJDBev8Clg
07/03/01 16:22:38 wdphXH5x
周囲に第三者の気配が無いことも確認し、私はそっと部屋の中に踏み込む。
途端に、フランドールの握っていた宝石が光り、電子的な声が響く。
『警告! 侵入者あり。仮マスター、起きて下さい。侵入者です!』
「ふわ……?」
こんな小さなものが警報装置の機能を備えているとは、私も予想できなかった。だから一瞬驚いた。
でも、あまり気にする必要も無いようだ。フランドールは目を擦りながらベッドの上で起き上がる。
まだ寝ぼけていて、状況が把握できていないような顔。
私には、好都合。
「……おはよう。あなた誰?」
「おはよう。そして、おやすみなさい」
ズガン!
私は遠慮なく引き金を引く。少女の薄い胸板が、布団ごと撃ち抜かれる。
「な、なんだ、私と遊びたいの? だったら……」
ズガン!
思ったよりタフだった。口から血を溢れさせ、ベッドから降りようとしたフランドールにもう一発。
本人は普通に立ち上がったつもりなんだろうけど、でもすぐに尻餅をつく。
握り締めた赤い宝石が光る。宝石が杖になる。彼女の着ている服が変わっていく。
そうか、あの杖と服はこうやって出していたんだ。でも、もう遅い。
「あ、あれ? おかしいわ、たまにお姉様に『おしおき』された時だって、この程度の傷じゃ……」
ズガン!
ケプラーなのか未知の新素材なのか知らないけれど、この服が凄い防具なのは私にも分かる。
でも、こうやって銃口を押し当ててのゼロ距離射撃は、防ぎ切れないようだ。
ようやく自分が死ぬことに気づいたのか、フランドールの表情が歪む。
「嫌……! せっかくお外に出れたのに、私、もっと遊びた……」
ズガン!
今度は彼女の額に押し当てて、私は引き金を引く。これで4発目。
ようやく、静かになった。ようやく、動かなくなった。
もう何も聞こえていないだろう彼女に向けて、私は小さく答える。
「私にとっては遊びじゃないんだ。殺しってのはね」
そう、遊びじゃない。
生きるための、唯一の手段なんだ。
遊びで戦うような奴には、怒りも哀しみも共感も、何も湧かない。
あのピノッキオみたいに、敵ながらもどこか必死な奴だったなら、何か感じたのかもしれないけれど。
495:遊びじゃない ◆FJDBev8Clg
07/03/01 16:23:35 wdphXH5x
『私より先に、仮マスターの方が壊れてしまいましたね』
「ご愁傷様。私のこと、恨んでる?」
『少しは。でも、私1人では何もできません』
「そのようね」
フランドールの死体が転がったままの寝室で、私は赤い宝石の冷静な言葉に小さく笑った。
この小さな指先ほどの石の中に、高度な人工知能まで搭載した技術には本当に驚いた。
でも、私が知らなければならないのは、原理じゃない。
何が出来て、何をするには何が必要なのか。可能なことの範囲と、その使い方。それだけだ。
「要するに、私にはフランドールみたいな真似はできないのね?」
『貴女にはリンカーコアが無いようです。魔力が無い者は、私のサポートがあっても魔法を扱えません』
「生まれついての体質のようなもの?」
『その理解は妥当です』
「そう。それは残念」
本当に残念だ。あの強大な火力は、使いどころさえ間違わなければとても有効なのに。
これでは何のために危険を冒してフランドールを狙ったのか分からない。
けど、そのフランドールが使わなかったらしい支給品も手に入ったし、戦果としては十分かもしれない。
私は寝室のカーテンを開け、窓を開ける。
目の前に大海原が広がる。こんな戦いの場でなければ、リゾート地みたいな素敵な環境なのに。
「じゃあレイジングハート、ごめんね。できれば貴女とは、違う形で会いたかった」
『考え直して頂くわけにはいきませんか?』
最後のお願いの言葉を無視して、私は渾身の力で、赤い宝石を窓から投げる。
小さな宝石はキラキラ光りながら飛んでいって、波の合間に落っこちて、それきり見えなくなった。
私に使えない超技術なら、無い方がいい。フランドールみたいに使える誰かに奪われたりしたら最悪だ。
これでまた、私は1人ぼっちになってしまったわけだけど……。
片手に握った銃をチラリと見て、私は溜息をつく。
技術的な問題は別として、「武器」に人工知能を搭載した開発者の気持ちがなんとなく分かってしまった。
「銃が喋ってくれたら、1人で戦い続けても寂しくないのかもしれないね」
さあ、すぐに移動しよう。
近くには誰もいないのは確認しておいたけれど、銃声を聞いて誰かがくるかもしれないから。
私はレイジングハートの消えた海と、フランドールの死体をチラリと見てから、その寝室を後にした。
【H-1/ちょっと良い家/1日目/昼】
【トリエラ@GUNSLINGER GIRL】
[状態]:健康
[装備]:拳銃(SIG P230)@GUNSLINGER GIRL(残弾数4)
[道具]:基本支給品×2 ベンズナイフ(中期型)@HUNTER×HUNTER ひらりマント@ドラえもん、
i-Pod@現実? 不明支給品×2~3個(奪ったものを含めて)
[思考]:無理はしない、チャンスがあれば容赦もしない
第一行動方針:確実に参加者を殺害していく
基本行動方針:最後まで生き延びる
[備考]:レイジングハート・エクセリオン@魔法少女リリカルなのは は、H-1の海の底に捨てられました。
【フランドール・スカーレット@東方Project 死亡】
496:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:31:56 hMqnMh1t
乙
不謹慎だが、これは反応が楽しみだ
497:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:32:05 poreie83
ズガン吹いたwwww
でもギャグだと気づかない人もいるだろうからしたらばの没スレに投下した方がいいぞ
498:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:37:53 ayO9pBZU
トリエラ、かっこいい……ほんまにこいつロリか?
下手な大人よりずっとクールじゃねーかw
あと発砲音には同じく吹いたw
個人的には散々問題になってたデバイスの処理も行ってくれたし、出来も悪くないと思うんだが……
他の皆はどうなんだろう?とりあえずGJしておく
499:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:40:16 fyhtVukL
はいはいすごいすごい
これが通ってもトリエラが報復でズガンされるだけだと思うけどね
500:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:41:23 RvqNCpqM
フランドールあっけねぇ……
今までの議論はなんだったんだろうね
まぁ、このまま続けても良くないんだろうけど
何かレイジングフランドールの処理が面倒になった感が否めない
ま、GJということにしておこう
501:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:43:00 vC0oMPjP
扱いに困ったからズガンてアホか
確かに色々議論もあったし面倒な事にもなってたけどこれは流石にアウトだろ
502:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:44:44 u6D4lS3a
書き手さん、『でももう我慢出来ない……』のコメントはまだでしょうか。
503:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:52:51 ayO9pBZU
そして地味に住人多いなw
普段全然レスがつかないから過疎ってるもんかと思ってたしwww
504:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:53:14 ZWPq3Pvi
なんというズガン……
間違いなくこれはウケ狙い
505:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 16:54:16 Gd+xJpI2
いや、もうこれで良いよ
506:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 17:00:53 tlJWy8SQ
お前らなんで真面目に話し合ってるんだよ
一部キャラの口調が明らかにおかしかったり午前から行動してるはずのトリエラが
朝に起きた葵VSフランドールを見てたりしてるこのSSが通るなんて作者本人も思ってないだろ
507: ◆FJDBev8Clg
07/03/01 17:11:01 wdphXH5x
>>506
確認してみたら移動も何の行動もしてない前の話で何故か既に午前でした
雛苺やジュジュが怯えてるのにトリエラ気づいてもいませんでした
戦闘起こる前の朝の話だと考え違いしてました
前の話が午前で間違いないなら、残念ながら没で。すいません。
508:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 17:12:26 Gd+xJpI2
修正で済む範囲なのに・・・残念だ
509:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 17:24:48 hMqnMh1t
>>507
>雛苺やジュジュが怯えてるのにトリエラ気づいてもいませんでした
【午前(AM8:01~10:00)】
34 希望ってやつは ◆gMrrx6WqIM G-4真ん中あたり ジュジュ、雛苺
39 ひとりぼっちのテディベア ◆pZiZDTSeas G-4/中央部木陰 トリエラ
言われてみればたしかにおかしいな、同じエリアのほぼ同じ位置で同じ時刻なのに…
トリエラ朝の方が整合性取れるんじゃないのかコレ
510:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 17:35:59 u6D4lS3a
そのなんだ、携帯自演ならもう少し上手くやんなさいな、間違ってるし
511:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 17:42:54 hMqnMh1t
お、ちょっと擁護っぽい意見や疑問は自演扱いかw
たしかに作者とは何の関係もないって言っても証明しようもないしなー
512:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 18:05:39 HVYBBiJg
作者がとうに破棄宣言したものを話題として引きずり続けるのもどうかと思うが……。
ようつべで『のび太と鉄人兵団』の映画を発見したので、Wikiのキャラ紹介のところに
URLを張ってみました。
リルルのキャラ把握などの参考になると思うので、消える前に見ておくことをおすすめします。
これ一本だけ見れば書けるようになるキャラなのでお得。
ちなみに、「金属探知チョーク」も出ているので効果把握に役立つかも。
513:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 18:25:37 miw3JalA
>>512
ようつべになど頼るものか!
後三日早く見つかってくれれば俺もレンタルしなくて済んだのにw
514:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 18:28:43 Crn8Vq0V
殺されたのがあの議論の的でなければ、
(もちろん時刻の問題もなければ)
それなりに良SSだったと思うのに残念だ。
没になったからこそ正直な感想を言えば、
展開としては自然で、口調はともかく行動としてはそれぞれのキャラらしさも出ていた。
魔法アイテムや無敵キャラのフェードアウトの方法も示した。
作者さんの次の作品を読みたいと思わせる一作だったよ。
や、コレが通るようならこのロワ終了だけどなw
515: ◆CFbj666Xrw
07/03/01 18:43:15 ZO3ke9eJ
>ズガン?話
問題というなら作った当人なので、仕方ないかな位に贔屓目に見てたら……矛盾で没か。
まあ、あっさり殺せるって事が証明されたならそれはそれで良かったと思う。
強いけど隙だらけなキャラだとは思ってるし。
>>483
批判されているのは判るけど……えーっと。
つまり前回一番問題だったのは自己リレー、という事で良いのかな?
問題点を洗い出して今後の糧にする為の試験的な話なので、意見は何でも有り難いのです。
>>484
あ、なんとなく判るかも。
つまり圧倒的な力で圧勝する話はリレー話として繋ぎにくい&面白くないという事?
>>485
一応>>486に同じ。
考えてみたら真紅も作戦によっては勝ち目が有りそうだ。
湖に誘導して、どうにかして突き落とす事が出来れば十分勝ち目がある。
ドラゴラムの炎もベギラマライデインギガデインも封じられるし。
今回は逆に誘導されてしまったからどうにもならなかったけれど。
516: ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:55:29 gQv5E5W+
議論中ですが、これ以上予約期間をオーバーするわけにもいかないので投下します。
517:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:56:16 gQv5E5W+
雲ひとつない青空の下、太陽の光をほどよく覆う塔の陰。葉を揺らがせる涼しげな風が心地よい。
殺し合いの場と言うよりは、遠足やハイキングの現場という方が適切な気さえする。
「……まったく、優雅さの欠片もないわ、あの男。
だいたい、どこから出てきたのよ。ネコアルクみたいなUMAかしら……」
そんな中、塔から出てきたのはぶつぶつと愚痴る白いレン。爽やかな光景とは正反対である。
もっとも、三時間前はこんなある意味のんきなことを呟く余裕さえなかったわけだが。
とりあえずまともに動けるレベルまで落ち着いた彼女は、こうなる原因となったものにいたくご立腹だった。
ちなみに「あの男」とは言うまでもなくヘビィ・D!である。
「あの髪にあの筋肉、明らかにこの場にそぐわないし……」
坊主憎ければ袈裟まで憎し。白いレンはそのスタイルにまでケチを付け始めた。この場合モヒカンだが。
そのまま白いレンは頭の上に落ちてきた木の葉を払って歩く。
涼しげな風が彼女の髪を靡かせる。しかしそんな風とはやはり正反対に、彼女の表情は不服げだ。
「……少し着るのが早かったかしら」
はぁ、と溜め息。
さっきの戦いで彼女の純白のドレスは汚れる羽目になっていた。
それ故にいったん脱いでペットボトルの水で汚れた所を洗ったのだが……
染みは落ちても、洗った所は乾ききっていないと来た。あまり白いレンにとって堪えきれるような状態ではない。
もっとも、脱いだままではいられないから着たのだが。
あの腐れモヒカン、と毒づいて白いレンは顔を上げ、
「さて、何の用かしら?
そんなに血の匂いを撒き散らして、手入れが行き届いてないわよ?」
なんでもなさげに呟いた言葉で、空気を凍らせた。
■
518:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:56:54 gQv5E5W+
「さて、何の用かしら?
そんなに血の匂いを撒き散らして、手入れが行き届いてないわよ?」
たった一言。それだで、音が消えた……いや、隠れていた者、イシドロはそう錯覚していた。
あの戦闘が終わり応急処置をした後、ひとまず最初にいた塔のところに戻ったところで、
何者かがいると感づいたのだ。
(もう手加減なんかしねえぞ……
それに、三人殺せばご褒美よこすとか言ってたしよ。
もしかしたらガッツみてえな義手も手に入るかもしれねえ)
そんな淡い理想を抱きながら、イシドロは右腕に拳大の石を握り締めていた。
とはいえ先ほどの交戦はイシドロに警戒心を生み出させるに足るモノ。
故にじっと観察し、見張りに徹して機を窺っていたのだ。
―結果的に見れば、彼の判断では正解だ。
観察者に気付いたからこそ塔の中でさっさと白いレンは服を着たわけで。
気付いていないと思い込んで迂闊に攻撃を仕掛ければ、返り討ちが関の山だっただろう。
もっとも、眼福にはなったかもしれないが。
(あっさり勘付きやがって……あいつらといい、ここにいるのはやっぱ化け物ばっかりかよ!)
イシドロが歯を噛み締めたのは、未だに切断された腕が痛むからという身体的理由だけではないだろう。
そして、再確認する。このような相手ばかりが跋扈するこの場所では、容赦などするだけ無駄だと。
■
519:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:57:35 gQv5E5W+
■
風だけがその場の音を支配する。
相変わらず白いレンはつまらなそうにその場に立ち、イシドロは隠れたまま。
一見すると無防備にしか見えない白レンの姿だが、彼女なりにしっかりと考えている。
単純な話。まだ腹部へのダメージが残っており、足があまり利かないのだ。
そんな状況である以上、誘き出して正面からやり合ったほうがよっぽどいい。
「……さて」
つまらなげに少女は周囲を一瞥する。気配は消えない。逃げる気はない、ということ。
それでも塔の入り口で足を止めたまま、白いレンは動かない。
ちょうど、扉や壁などによって遮蔽され攻撃を受ける方向は限定される位置だ。
そして、限られた方面からの攻撃に対応できないほど彼女は弱くない。
戦いの場とは思えないほど、塔の前は相変わらず静寂なままで。
その中に一瞬だけ、木の影を縫って走る姿が現れる。
同時に白いレンの手元に現れた鏡が、投げつけられた石を叩き落していた。
「……ふぅん。
いきなり石を投げつけるなんて、はしたないと思わなくって?」
「うるせえ!
それに、てめえみたいな魔法使う相手に手加減してやる理由もねえ!」
どこまでも優雅に声を響かせる白いレンに対し、イシドロは礼節の欠片もない声で答えた。
だが、イシドロが姿を現すことはない。木の影に隠れたまま、虎視眈々と機会を窺っている。
……白いレンには気配で分かる。だから、
「退屈だわ」
あっさりと、石を叩き落せる。
白いレンに攻撃が届く範囲……つまり壁や扉と言う障壁が無いは、角度にして約150°。首を動かさずに十分渡せる程度。
例え相手が持っているのが銃だったとしても、すぐに壁や扉を盾にして対応できる。
増してや石礫ごとき、叩き落せないはずがない。
扉が木製などの脆い作りなら違っただろうが、扉も金属製。例え銃でも破壊されまい。
一応最初はそういった物ごと貫通してくる攻撃を警戒していたのだが、それもないようだ。
「つまらないわ」
溜め息を吐きながら、腕を振る。
二撃三撃四撃、鏡が石礫とぶつかり合う。白いレンにはかすり傷一つはない。
五撃六撃、光球が礫を叩き落す。
狙いは正確だ。だが攻撃してくる方向が限られている以上、それは投擲を防ぎやすくするだけ。
確かに石礫は速いが、それでも銃弾に遠く及ばない以上防ぐ手段はいくらでもある。
―故に、それは油断を呼び寄せる。
七撃目、飛んできたものを今まで通りに防ごうとして。
「っ……」
少女の表情が、変わった。
飛んで来たのは石礫ではなく……手榴弾。今までの攻撃は、目を慣れさせるためのフェイク。
投擲のリズムも速さも変えて、本命の一撃を叩きこまれる直前。
白いレンは手を翳す。踊りの振り付けの一つのように。
520:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:58:05 gQv5E5W+
「フルール・フリーズ・クルールー!」
青空の元氷の刃が場違いに生み出され、手榴弾を貫く。
結果、白いレンを害することなく投擲物は爆散した。
髪を爆風になびかせながら白いレンは呟いていた。感心したように。
「……意外と冷静なのね」
何度も石礫を拾い、投げ続けることで攻撃手段が「それしかない」と思わせる。
そうして目や思考を慣れさせ、固まらせたところで突如本命を投げる。単純だが、その効果は絶大だ。
何よりも厄介なのが、「これ以外にもあるのではないか」と警戒せざるを得ないこと。
少し思慮深い者ならば、手榴弾がこれで最後ではないかもしれない、
もしくは他に攻撃手段があるのかもしれない、そう考えざるを得ない。
「いいでしょう。愉しませてくれるみたいね」
それでもなお、白いレンは不敵に笑う。自分の不利を知っても。
イシドロの取った戦法はゲリラの見本とも言うべきもの。
白いレンには腹部に受けたダメージが残っている以上、それに付いていくだけの敏捷性を発揮するのは難しい。
元々、足を止めての防衛線は白いレンの得意とする所ではない。
彼女の戦い方は、雪の上をワルツで舞うような華麗で幻想的な物なのだから。
その上、相手の出方も白いレンには不明だ。
もし手榴弾以上の物があれば、このままではジリ貧になる恐れがある。そう彼女は思考した。
故に。
(……来やがった、来やがった)
白いレンはイシドロを倒すべく前進してくる。
それはイシドロの狙い通りだ。イシドロには実際のところ、手榴弾しかない。
切り札と言うにはやや心もとないカード(だと、タバサとの戦いが元で彼は思っている)。
だからこそ、そのカードをうまく活用できるように状況を作り上げなくてはならない。
腕を失った痛みの中で、彼なりに必死に考えた結果である。
しかし……イシドロにとって気に入らないものがあった。
(随分落ち着いてやがる……
いや、騙されねえぞ。どうせ強がりに決まってら)
それは、表情。
ここまではイシドロの狙い通り。それなのに、相手の表情に焦りやそれに類するものはない。
それどころか、不敵な笑みさえ浮かべているとなれば……イシドロもその裏にあるものを警戒したくなってくる。
だが、それでもイシドロは戦闘の続行を決断した。現状は少なくとも、彼に有利だ。
相手が塔から離れたこと。それは何を意味するか。
単純なことだ。障壁がなくなった以上、イシドロは360°……全方位からの攻撃が可能だということ。
森の木陰に姿を隠すことによる奇襲が、最大限に効果を発揮する状況である。
521:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 18:58:59 gQv5E5W+
木の合間を縫って石礫が投擲される。銃弾には及ばないとはいえ、小動物程度なら十分即死させられる威力。
白いレンの盾である鏡は全方位をカバーできるものではない以上、この状態ではそうそう簡単に防ぎきれるものではない。
初撃は背後から後頭部目掛けて。それを手に具現した光球で払う。
次は側面から眼球へ。くるりと後ろへ跳んで回避。
そして正面から左肘を狙う。凶器は地面から咲いた氷の花が受け止めた。
再び根競べが始まる。さっきと違うのは、白いレンにとって明らかに不利な情勢であること。
イシドロは同じ場所に留まらない。常に違う方向から投擲する。
だからこそ、多種多様な対応で白いレンは攻撃を捌いていく。
防御、回避、跳躍、反撃。鏡が光り、ドレスが捲くれ、髪がなびき、氷が石を叩き落す。
まるで華麗なワルツを踊っているかように、少女が動く。幻想的に。
投擲した石礫はすでに十を越えた。だがかすり傷こそ付いても、致命傷は未だにない。
(……やりやがる)
しかし、イシドロは冷静だ。決して焦らない。
なぜなら―今までの攻撃は、フェイクであるから。
影に潜んだまま、相手の死角へと回りこむ。同時に、全身全霊を持ってひときわ大きな礫を投擲。
狙うはただ一つ……足!
今まで全ての投擲は上半身、腰から上に集中させていた。
ここに来て、突然の下半身を狙った攻撃。だからこそ、対応できない。
なんとか回避はしたものの、白いレンはバランスを崩して転倒する―!
好機と見たイシドロは、手榴弾を取り出して一気に前に出た。
彼は気付かない。
誘き出されたのは、イシドロの方だという事に。
起き上がることもせず、白いレンが一冊の書物を取り出した。
怪訝に思ったイシドロだったが、それでも攻撃をやめようとはせず。
―その一瞬で形勢は逆転した。
「くす―偽り写し記す万象(ヴェルグ・アヴェスター)」
「がっ…………!?」
少女が歌でも歌うかのように真名を告げる。
同時に、イシドロは突如体に走った痛みに動きを止められていた。
これが白いレンの支給品の一つ。ゾロアスターの教典・アヴェスターの写本。
効果は単純にして明快……使用者の傷を、相手にそっくりそのまま返すというものだ。
痛みそのものは大した事はない。元々白いレンも平気で動ける程度のものだ。
だが、突然痛みが走ったこと。それがほんの一瞬動きを止めて。
「……戦闘の上では使い道もないと思っていたのだけれど」
その間に、白いレンは起き上がって腕を振る。指揮者のように、戦いの趨勢を導くべく。
これは決して誇張ではない。それと共にイシドロは完全に拘束されたのだから。
よほど目のよい者なら気付いただろう。その手に、糸が握られていたことに。
「な……!?」
「張り巡らせた『糸』による結界……お気に召しまして?」
支給品の二つ目、エーテライト。細く長く丈夫な、透明な糸。
綺麗に、華麗に、一欠片の容赦もなく。白いレンが操る糸はイシドロに何の行動も許しはしない。
彼に出来たのは、地面に倒れて芋虫のように暴れることだけだ。
そんなイシドロを見て、夢魔はころころと笑う。見た目相応な無邪気な笑みで。
……だからこそ、イシドロはぞっとした。こいつは、普通じゃない、と。
それでも抵抗しようとするイシドロに向けて、白いレンは優雅にゆっくりと足を進め。
倒れ込んでいるイシドロの側に座り込んで。
―顎を、つい、と持ち上げた。
522:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 19:00:02 gQv5E5W+
「ふふ……」
「な、何だよ、何する気だよ……!?」
文字通りの至近距離から見つめられ、イシドロは思わず震えた声を出していた。
命の危険もさることながら、イシドロが怯えたのはその表情。
幼いくせに妖艶な白いレンの笑みは、違う意味で嫌な予感を抱かせる。
……もっとも、いくら怯えたところでどうしようもないが。
困惑するイシドロをよそに、白いレンはイシドロの頭を持ち上げた。
そのまま、まるで恋人がする抱擁のように腕を首に巻きつけ。
その腕でこっそりとエーテライトをイシドロの後頭部に突き刺して。
白いレンは、イシドロにキスをした。
「お、お、おま……!?」
「ふふ……勇敢な殿方。あなたは理想を追い求めているのね。
……でも、そのように怖がっていては素敵な紳士にはなれなくってよ?」
唇を離しても抱きしめたままで、口から糸を引きながら夢魔は囁く。
イシドロの耳元に生暖かい息を吹きかけながら、まるで催眠術のように言葉を響かせる。
否、真実それは催眠術と同義だ。
相手を惑わし、意識を現実から剥離させ、幻想の中に貶めるのだから。
―だから、後頭部に刺された異物にも気付かない。
「貴方の理想を、叶えてあげましょう。
男なら誰しも憧れるでしょう? 騎士に」
イシドロの意識が闇に落ちる。いや、堕とされる。
なぜそんなことを知っているのか、などと聞く暇も余裕も与えない。
いや、疑問に思うことさえさせなかった。
「眠りなさい。
深い深い快楽の中で……あなたは変わる」
それでも、風より小さく囁く声は深く響く。
脳に直接響いて、内面から彼の意識を変革する。
外界の情報は完全に途絶され、それを待っていたかのように夢魔は言葉を告げた。
「……私の、騎士に」
勝ち誇った笑みと共に告げられたこの言葉だけは、イシドロが聞くことはなかった。
白いレンにとって、聞かせる必要のあるものではなかったから。
■
523:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 19:00:36 gQv5E5W+
雲ひとつない青空の下、太陽の光をほどよく覆う塔の陰。葉を揺らがせる涼しげな風が相変わらず心地よい。
私―白いレンは草むらの上に寝転がっていた。多少疲労が溜まっている身に日光が染みる。
思わずのんびりとあくびをしていた。傍目には遠足やハイキングでもしているのかと思われるかもしれない。
脇でユメに溺れ、変な喘ぎ声を上げている子供がいなければ。
「ふふ、無様ね」
私は場にそぐわないBGMを流すモノをちらりと見て、嘲笑った。
この哀れな、そして愚かな少年の後頭部に突き刺したのはエーテライト。シオンが愛用する擬似神経。
これの本来の使い道は決して戦闘での武器とするものではない。
鞭としての使い道は、麻酔としての効果や糸の丈夫さ・長さから生まれた副産物に過ぎないのだ。
本来の用途は、相手の魂へのクラック、もしくはハッキング。
脳に接続し、許可なくその中にある情報を改竄し、閲覧する。
もちろん、私はシオンとは違う。彼女ほど上手くはできない。
……だから、私は私なりのやり方で改竄している、それだけのこと。
そう、淫魔としてのやり方で。
「……にしても、どうも扱いにくいものばかり支給されたわね」
自分の装備を見返して、思わずそう慨嘆していた。
ヴェルグ・アヴェスターは重傷になればなるほど効果が高くなるけど、
かと言ってそれは死が近づいていることを意味するし。
エーテライトは鞭として使えるけど、大抵の人間は上手く扱えずにどこかに飛ばしてしまうだろうし(実は、飛ばしかけたのは秘密だ)。
三つの支給品、小さなバイオリンに至っては何のためにあるか分かりはしない。
どうせ支給されるなら銃や短刀を貰った方が分かりやすくていいと思うのだけれど。
「ま、いいでしょう。私は扱えるんだもの」
そう呟いて、思考を移した。
脇には、未だ息を上気させているあいつ。蛮勇と勇敢の区別も付かない、道具としては最適なモノ。
エーテライト越しに、直に淫夢を見せているのだ。こんな子供相手には少々刺激が強いか。
そう思ったから。
524:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 19:01:06 gQv5E5W+
「啼きなさい」
もっと刺激的な内容に、夢を書き換えて差し上げた。
そのまま少し手を伸ばして、指でつつ、となぞる。敏感になっていたモノはそれだけで跳ね上がった。
「フフ、ウブなんだから」
子供のように無邪気に笑いながら妖艶にイシドロを弄ぶ今の私を見れば、誰もがこういうだろう。
まさしく、淫魔だと。
別に個人的な嗜好からこんなことをやっているわけではない。こんな子供、趣味ではないし。
ただ単純に、今の私と装備では限界がある。それだけ。
ヴェルグ・アヴェスターにせよエーテライトにせよ、単体での攻撃力にはどうも不安がある支給品だ。
傷を受けることを前提とするアヴェスターに、純粋な武器としての威力はそれほどではないエーテライト。
トリッキー故に使い道は幅広いが、真正面からの戦闘には向いていない。
……だから、それを補ってくれる道具が必要、というわけだ。
もちろん、ご褒美を見逃すつもりもない。この道具に頼むのはあくまで前衛。
とどめを刺すのは私だ。上手くやれば、死者の魂を集めて固有結界を構築することも可能だろう。
人を道具扱いなんて非道?まさか。別に駄目ならそれでもいいのだ。
私に逆らおうとした瞬間また淫夢の世界に引きずり込んで、その間に首でも斬ればいいだけ。
快楽の中で死ねる以上、幸せな死に方だと言えるだろう。
殺す前にしっかりと慈悲だけでも与えるのだから、感謝ぐらいはしてほしいものだ。
そんなことを思いながら、くすりと私は嘲笑った。夢に溺れる子供を。
私は夢魔。だから、ここにいる参加者の一人でも多くに素晴らしいユメをプレゼントしよう。
「では、皆様。良いユメにご期待ください」
―もっとも、その素晴らしさの尺度はこちらで決めさせてもらうけれど。
525:Cinderella cage ◆2kGkudiwr6
07/03/01 19:01:41 gQv5E5W+
【C-3/塔の前/1日目/真昼】
【白レン@MELTY BLOOD】
[状態]:腹部に大きなダメージ(休んでマシになってきた)
中度の疲労、体の所々に擦り傷、左足に軽い打撲
[装備]:エーテライト×3@MELTY BLOOD(一本はイシドロに接続)
ヴェルグ・アヴェスター@Fate/hollow ataraxia
[道具]:支給品一式、バイオリン@ローゼンメイデン
[服装]:いつもの白いドレス(洗ったばかりなので一部が少し湿っている。深い意味はない)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して志貴を手に入れる。
第一行動方針:イシドロを調教(性的な意味で)、自分の騎士にする。駄目な様ならここでさようなら。
第二行動方針:できれば『ご褒美』で傷を治したい。
第三行動方針:なので状況や場合によっては三人目はイシドロにする。
※以後、ヴェルグ・アヴェスターはイシドロに対しては使用不能です。
【イシドロ@ベルセルク】
[状態]:左腕の前腕部から先を喪失(乱暴にだが止血済み)。右頬にかすり傷。
失血と疲労による消耗。睡眠中。後頭部に白レンのエーテライトが接続。
腹部と左足に痛み(傷はありません。白レンがヴェルグ・アヴェスターを解除すればなくなります)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、手榴弾×2
[思考]:未成年者には色々と刺激の強すぎる夢の中。
第一行動方針:大人への階段を一段飛ばしで駆け上がっている最中(夢の中で)。
基本行動方針:優勝して大物になる(と、自分に言い聞かせている)
[備考]:食料の半分を上着の裏に吊るしています。
【ヴェルグ・アヴェスター@Fate/hollow ataraxia】
受けた傷を相手に返す、最もシンプルな報復の呪い。よって攻撃を受けなければ攻撃できない。
魂に傷を写すので使用者の傷が治らない限りその痛みは消えないが、傷は受けない。
また使用者の傷がなくなるわけではない。
発動条件は一人の相手に一度きりの使用であり、呪いを行う術者が死亡していないこと。
自動的なものではなく術者が発動させる呪術。
軽い傷では「一度きり」の条件から、重すぎる傷では「死亡していないこと」の条件から無意味となる、扱いの難しい宝具。
本来の使用者も「傷を負わなければ攻撃できない、クソっタレな三流宝具」などと漏らしている。
【エーテライト@MELTY BLOOD】
先に突起が付いた透明な糸。
鞭の代わりにしたり、麻酔の代わりにしたり、神経の代わりにしたりにしたりと様々な用途があるが、
特筆すべき用途は「相手の脳に接続し、その中の情報を閲覧・改竄・支配すること」。
一度脳に接続すると、どれだけ離れても使い手が外さない限り外れない。
脳に接続されたエーテライトは魔眼などでない限り見えないし、違和感もほとんどない。
これはある家系の人間(シオン)のみが可能なこととされているが、
他の家系の人間(秋葉)に使い方を教えて渡しているところを見るとある程度までは普通の人間でもできるらしい。
そのため白レンではシオンのような使い方は不可能だが、
代わりに相手に強制的に淫夢を見せることが可能ということにした。
【バイオリン@ローゼンメイデン】
金糸雀の扱う武器。これで曲を弾き、音楽を元に風などを生み出す。
これがないと彼女はろくに戦えない。
526:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 19:02:12 gQv5E5W+
投下終了しました。
527:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 19:06:18 HVYBBiJg
ちょ、エロスww GJ!
528:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 19:13:51 ZWPq3Pvi
なんというエロさ……
間違いなくこれはアッー!
529: ◆2kGkudiwr6
07/03/01 19:27:28 gQv5E5W+
修正。
>>525
【白レン@MELTY BLOOD】
[状態]:腹部に大きなダメージ(休んでマシになってきた)
中度の疲労、体の所々に擦り傷
[装備]:エーテライト×3@MELTY BLOOD(一本はイシドロに接続)
ヴェルグ・アヴェスター@Fate/hollow ataraxia
[道具]:支給品一式、バイオリン@ローゼンメイデン
[服装]:いつもの白いドレス(洗ったばかりなので一部が少し湿っている。深い意味はない)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して志貴を手に入れる。
第一行動方針:イシドロを調教(性的な意味で)、自分の騎士にする。駄目な様ならここでさようなら。
第二行動方針:できれば『ご褒美』で傷を治したい。
第三行動方針:なので状況や場合によっては三人目はイシドロにする。
※以後、ヴェルグ・アヴェスターはイシドロに対しては使用不能です。
【イシドロ@ベルセルク】
[状態]:左腕の前腕部から先を喪失(乱暴にだが止血済み)。右頬にかすり傷。
失血と疲労による消耗。睡眠中。後頭部に白レンのエーテライトが接続。
腹部に痛み(傷はありません。白レンがヴェルグ・アヴェスターを解除すればなくなります)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、手榴弾×2
[思考]:未成年者には色々と刺激の強すぎる夢の中。
第一行動方針:大人への階段を一段飛ばしで駆け上がっている最中(夢の中で)。
基本行動方針:優勝して大物になる(と、自分に言い聞かせている)
[備考]:食料の半分を上着の裏に吊るしています。
530:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 21:58:45 WA7/fB8F
>>526
投下乙。刺激が強すぎてお子様達はレスに困っているようですw
一つ気になったことを
>ヴェルグ・アヴェスター@Fate/hollow ataraxia
出典が間違っているような気がしますがどうなのでしょうか?
531: ◆2kGkudiwr6
07/03/01 22:04:37 gQv5E5W+
hollowはFateのファンディスクです。実質Fate/stay nightからの出展ということで構いません。
同じくこれからの出展であるカレイドステッキが通しとなったので、問題ないと思い出させて頂きました。
532:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 22:07:49 ZWPq3Pvi
とうとうあっちでも翠の子が逝きやした。あめーん。
533:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 22:10:28 WA7/fB8F
>>531
サンクス。カレイドステッキはFate/stay nightからの出典みたいな書き方だったんで。
ファンディスクはありなら選択の幅が広がるな……良いことだ
534:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 22:33:31 LyTviAHM
>>526乙! このエロスめ!
アヴェンジャーの法典とはまた弱っちいものをw
登場したSSの中で最弱の宝具じゃないか
535:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 22:39:29 L1lSMwA0
イシドロの夢の中を書こう思った俺はなんなんだ
536:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 22:58:58 YRDkdCFn
>>534
逆に考えるんだ
ジャプニカ暗殺帖やらバーサーCARやらよりはマシと考えるんだ
537:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 23:08:54 LyTviAHM
>>536
それ宝具じゃねえw
バーサーCARを嘗めるな! サーヴァント五人を相手に一歩も引かぬ戦いを繰り広げた猛者だぞ!
538: ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:14:02 MEJNJF3i
予約期限を超過し、連絡も途切らせてすみませんでした。
なんとか完成したのですが、ビュティ、イヴ、ブルーの三人を今になって投下するのは許されるでしょうか……?
539:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 23:15:44 Gd+xJpI2
やれぃ
540:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/01 23:18:05 7gavQH39
◆ou3klRWvAg原人め! とうかせい!!
541: ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:19:13 MEJNJF3i
そ、それでは罵られつつも励まされてるようなので投下します。
戦闘があるわけでもないのに、無駄に長いですが……。
542:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:20:24 MEJNJF3i
深緑を透かして降り注ぐ木漏れ日は地面に光のモザイク紋様を敷き詰め、爽やかな風に揺れては千変万化にパターンを変える。
蔦に覆われた廃病院の門前で、見事に展開された自然の芸術の中心に立つ少女が一人。
「ほんと、いいお天気だよね……殺し合いとか嘘みたい」
日は快晴、風は北西。
気温は肌寒くなく熱くなく、湿度も適度。
こんな良い日に手に携えるべきは、銃ではなくお弁当。
こんな麗らかな日にすべきは、殺し合いではなくピクニック。
うんっと背伸びし、上空をあおいでビュティは声をはりあげる。
「イヴちゃーん、なにか見つかったー?」
少し間を置いて、別の少女の声が小さく響いてくる。上空から。
純白の天使の翼を広げ、陽の光に輝きを散らす金髪を風になびかせて、イヴは上空から廃病院付近の様子を偵察していた。
「うん……森の中は木に隠れてよく分からないけど、南西の道路のほうに一人。
それと、近いところの神社の方にも誰かいるみたいです。あとは、北で何か…………あれ?」
イヴの訝しげな声と同時に、―ずしん、と遠くから響いてくる微かな振動を感じた。
何かあったのかと、ビュティは慌てて手元の地図を参照する。
「北? 北って、ここからまっすぐ上だから、ええと―なんか像みたいなのがあるところの辺り?
今の振動って、もしかしてこれが倒れたりしたのかな……イヴちゃん、どう?」
確認するように声を投げかけるが、イヴの言葉はそこで途切れ、耳を澄ましても
なかなか続きが聞こえてこない。
…………。
……。
「……あれ? も、もしかして一人で先に行っちゃった!?」
不安になって駆け出し―程無くしてイヴの姿は上空に見つかった。
しかし。
「って落ちてきてる――!?」
ビュティの目の前で、イヴの背に生えた翼のメタモルフォーゼはみるみる解けて消滅し、
揚力を失った身体が落ちてくるではないか。
543:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:22:35 MEJNJF3i
「ちょっ、ダメー! タンマー!!」
慌てて駆け寄る勢いをさらに上げ、ビュティは寸前でイヴをキャッチすることに成功した。
「う、うわっとと……! 大丈夫?」
受け止めた衝撃で尻餅をついた格好のまま、憔悴した様子のイヴを気遣って覗きこむ。
程無くしてイヴは目を開け、ビュティの腕の中で微笑んでみせた。
「はい……。ちょっと疲れて、変身が解けちゃっただけ、だから……」
「よかったぁ……」
「……でも、」
額に手を当てながら、イヴ自身も戸惑っているようにつぶやく。
「こんなにすぐ疲れるなんて思わなかったのに……」
今までにもナノマシンを酷使しすぎて疲れることはあったが、さすがにこの消耗具合はイヴにも解せなかった。
もう、天使の翼を編み出した頃の未熟なイヴとは違うのである。
戦闘経験を積んで成長を経た今、ちょっと翼を生やして空を飛ぶくらいはイヴにとってなんともない筈なのに。
不安そうに顔を見合わせているうち、ビュティが唐突に声をあげた。
「あ! ―そういえば、最初にアイツが「強すぎる力は制限して弱くする」とか言ってたから、
もしかしてイヴちゃんの力も弱くされちゃってるんじゃない!?」
「……!」
十分にありえる可能性だった。
子供相手に爆弾つきの首輪を嵌めさせて脅すような、卑怯なまでに用心深い相手のことだ。
考えてみれば、自分を脅かす力を持っている子供をそのままにしておく訳がない。
「……どうしよう……」
内心の動揺が、そのまま声に出てしまう。
イヴは、決して自分の力を過信していたわけではなかった。
だが、人よりずっと戦える自信はあった。こんな状況にも、人より慣れていると思っていた。
ビュティ一人くらい、守りながら戦って生き抜くくらいできると思っていた。
―でも、たったこれだけのナノマシンの力を使っただけで気を失ってしまうまでに
制限されてしまったこの状況下、その自信は一気に揺らぎだす。
自分ひとりならまだよかった。
でも、この状態で戦闘に巻き込まれてしまったら、はたしてビュティや襲われる弱い子たちを守りきれるだろうか?
あの異様な存在を打倒してこの悪趣味なゲームを破壊することなんて、無理に近いのではないか?
544:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:23:41 MEJNJF3i
―そんなことない。
大丈夫。
こんなことでくじけたりしない。
これくらいでへこたれたりしたら、トレインに笑われる。
そんな言葉で必死に心を奮い立たせようとすればするほど、イヴの勇気はみるみる磨り減っていく。
自分を無敵だと思っていたわけではない。
でも、今はイヴ一人で、どうしていいかよくわからなくて、スヴェンもトレインもいなくて一人きりなのが
いまさらに心もとなくて、茫洋としてしまう。
思いがけない自分の心の脆さに気付いて愕然とし、怒りさえ感じる。
その、弱気な自分への怒りによってわずかにイヴの心が持ち直す。
「イヴちゃん、大丈夫?」
心配して声をかけてくるビュティに、イヴはわざと強気に答える。
「……大丈夫、なんともない」
「でも……」
その強がりを見取ってか、ビュティがなだめるように声をかける。
「そ、そうだ。私もちょっと疲れちゃったしさ、ここで少し休もうか?
北のほうで何かあったみたいだけど、今はイヴちゃんの体のほうを大事にしなきゃ」
大丈夫だから、本当に心配しなくていいから。
それより北のほうの様子を見に行かないと。
イヴは反発してそう言い返そうとして――不意にせりあがってきた不安に口をつぐむ。
もし、無理に行動して、今のイヴじゃどうすることもできないような危険に巻き込まれてしまったら。
それで、もし、ここから帰れなくなってしまったら。―殺されて、しまったら。
(トレインたちの所に帰れない?)
(もう会えない?)
――そんなこと、考えたくもない。
……退くことが勇気という場合もある。
唐突に、そんな言葉が頭をよぎる。
自分が言い訳に逃げようとしているのを知りながら、それでもイヴはその考えを捨てられない。
不安と弱気と、それを許してくれる優しさを積んで、心の天秤の片皿はどんどん重くなる。
イヴは自分に、誰かに言い聞かせるように内心でつぶやく。
体調が万全になったら、きっと元気だって戻ってくるはず。
だから、今だけ……、……自分のほうを大事にしても、いい?
イヴが迷っているのを見て取ったビュティが、やや強引に袖を引っ張って廃病院の玄関口に上がる。
「ね、ちょっと休もうよ。そういえば朝ごはんもまだだししさ、それできっとイヴちゃん倒れちゃったんだよ。
絶対、休んだ方がいいよ。―ね?」
「…………はい」
結局イヴはうなずき、ビュティと一緒に廃病院の中へ入っていく。
「…………」
そのやり取りを近くの木陰から見つめる視線があったことには、二人とも気付かなかった。
545:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:24:51 MEJNJF3i
廃病院の内部は、床と言わず壁と言わず天井といわず、一面に蔦のような奇妙な植物が蔓延り、みるからに荒廃を極めていた。
見た目のみならず、建物内に淀む空気も含めていかにも不気味というか、
今にも物陰からナースのゾンビが「ヴアー」なんて喚きながら飛び出してきてもおかしくない感じである。
今の時刻はまだ窓や隙間から陽がさしてきているからいいものの、夜にはあまり来たくない場所だった。
そこかしこに転がっている壊れた机などに気をつけながら、二人は奥へと探索を進める。
一階と二階部分の一通りの探索を終え、二階のロビーのソファに二人は身を落ち着けた。
「イヴちゃん、具合は大丈夫?」
「はい……さっきよりは」
イヴは気丈にうなずいてみせたが、まだ幾分顔色が悪いのがビュティには気になった。
「じゃあ、もうちょっと休憩して、お昼過ぎくらいにここを出よう。
私が見張りしとくから、それまでゆっくり休んでていいよ」
見え透いた気遣いが少々鬱陶しくもあり、ほんの少し嬉しくもあり―イヴはソファにもたれて目を閉じる。
―しかし、五感が醒めてしまってなかなか思うように休めない。
不吉な匂いや物音を、かすかに感じ取ってしまうような気がしてしまう。
殺し合いの場に放り込まれている、という緊張のせいで過敏になっているのだろうか。
イヴは頭を軽く振り、目を開けた。
このままではゆっくり休むことも儘ならない。
神経を落ち着かせるのもかねて、周囲の様子を確認する。
やっぱり、足音も血の匂いも、なにもしないはず……
「ねえ……なんか、足音が聞こえない?」
ビュティの遠慮がちな言葉と同時に、ハッと神経を尖らせる。
やっぱり気のせいじゃなかった!
546:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:26:11 MEJNJF3i
イヴは跳ね起きた。
起き上がった途端身体の中身が一気に鉛に変じたように重くなり、膝が砕けそうになるが、気力でこらえた。
耳を澄ませてみれば―やはり、確かに聞こえる。
きし、きし、と床を踏んで響く、かすかな足音。
「幽霊じゃないよね?」
ビュティがランドセルから傘型の武器を取り出しながら聞く。
「幽霊じゃないはず―だって、足音も聞こえるもの」
イヴも、アタッシュウェポンケースを取り出して傍らに構える。
(どうしよう?)
(どうする……?)
遮蔽物となるソファの影に隠れた二人の視線は、不安と緊張をはらんでちらちらとぶつかり合う。
足音は一人のもの。特に気配を殺そうとしている様子はない。
ゆっくりとした歩みのようだが、警戒しているのか、隙を窺っているのか、それとも……
「…………誰か、いるんでしょう?
声、聞こえてたわよ……隠れてないで、出てきて」
かすれた、か細い声が聞こえた。
ビュティの声でもイヴの声でもない、第三者の声。
同時に、ロビーの横の廊下から人影が現れる。
547:「信じてる」 ‐Masked Child‐ ◆ou3klRWvAg
07/03/01 23:28:07 MEJNJF3i
それは―確かに幽霊などではない、一人の女の子だった。
しかし、その格好は幽霊のそれに近い。もとはイヴの着ているものと似た黒のワンピースだったと思われる衣服は破け、ほつれ、
無残な残骸となってかろうじて体にぶらさがっているという状態であり、さらに怪我をしているのか、脚を赤い血の筋が伝っている。
(怪我してるみたいだけど……でも、手に何か持ってる)
掃除屋の本能としてイヴは、まず警戒する。
相手が武器も持たない無力な子供に見えても、実は爆弾を所持していたなんてことがよくある―と、
スヴェンが掃除屋の心得を説いてくれた時に言っていた気がする。
実際、これまでイヴが戦ってきた相手にも、子供はいた。
何より、イヴ自身が「子供だからって侮るな」の生きた見本みたいなものである。
警戒するに越したことはない。
たとえ相手がイヴみたいに特殊な力を持っていなくても、危ない武器を渡されているということだってありうるのだから―。
「ただの子供だよ、それに怪我してる……イヴちゃん、行こう」
「―えっ?」
しかし、イヴが躊躇っている間に、ビュティの方が先に行動を起こしてしまった。
止める間もなくビュティはひとりで先にソファの陰から出て、少女の前に姿をさらしてしまう。
仕方なくイヴも姿を現す。こちらはあくまで、慎重に。
「! ……やっぱり、隠れてたのね」
突然飛び出してきた二人を目にして、少女はおののくも気丈に足を踏ん張って堪え、こちらに向かって威嚇するように
黒い機械を突きつける。
少女の持っている武器を見て、イヴはわずかに顔をしかめた。
(……スタンガン)
一対一なら、十分な強武器となりうる装備である。
それの発する強力な電撃はナノマシンの作動を強制的にキャンセルさせることも可能であり、
特にイヴには天敵といってもいい武器である。
しかし、今の状況は二対一。
一個のスタンガンで二人を相手にするのは、それなりに熟達した者でないとつらい。
見たところ、目の前の少女がそういう荒事に慣れているようすはない。
加えて、こちらにはビュティの銃とイヴのアタッシュウェポンケースがあった。
遠隔攻撃の手段が相手方にある以上、スタンガンという近接戦向きの武器の不利は顕かである。
もし事態が悪い方向に転がってしまったとしても制圧は容易いと、イヴは判断した。