06/12/25 00:18:16 AxHtA797
私は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下のハ干代銀行員なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
大人気なため、激烈を極めたハ干代銀行の採用を突破してから数年。
内内定日の、あの喜びが未だに鮮明に思い出される。
「ハ干代銀行」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
ハ干代銀行の先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は私に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは、我々自身が作り上げていくものなのだよ」と。
私は感動に打ち震えます。
「人が何をしてくれるかを問うてはならない。君が人に何をなしうるかを問いたまえ」
私は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは、現代金融をになう最高のエリートである僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本の金融界を作りあげてきた先輩はじめ、先達の深い知恵なのでしょう。
ハ干代銀行に入社することにより、私たちハ干代銀行員は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしきハ干代銀行哉。
知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
「どちらにお勤めなんですか?」と聞かれれば「ハ干代銀行です」の一言で羨望の眼差し。
合コンのたびに味わう圧倒的なハ干代ブランドの威力。
ハ干代銀行で本当によかった。