07/01/19 12:49:13 JIbkGH4h
著者は、ある種の脂肪酸の代謝能力を制御できれば遺伝子を持った人間を、
狂人ではなく、創造性の豊かなイノベーターに変えられると考えている。
マウスの実験レベルでは、既に天才マウスは誕生している。
この病気は今は不幸な障害だが、やがてコントロールが可能になり、
人類を豊かにする存在なのではないか、という。今は人生の破綻につながる素因が、人類の希望に見えてくる。
この仮説は、現在の科学では検証できていないが、ヒトゲノム解析はいままさに進んでいる話だ。
数年というレベルの近い将来でも、根拠となる遺伝子が特定される可能性もあるかもしれないと著者は述べている。
そうなれば、次はコントロールへの第一歩が進められるかもしれない。
私たちは、種の進化スピードをコントロールする技術までも手にすることになるのだろうか?