06/10/15 17:20:15
複数の相手と関係を持つ傾向も顕著に。
高校生になったら、交際相手とセックスするのは当たり前??こんな認識が10代の
若者の間に急速に広がっている。
これは、京都大学の木原雅子助教授が全国の中高生を対象行なったアンケートで明
らかになったもの。木原助教授は長年、10代の性行動を含むリスク行動について調査
・研究を行なってきた。14日には市立函館保健所などが主催した思春期保健講演会で
それらの統計結果を発表した。
03年に西日本の中学生に対して行った調査では、中学生で性関係を持っても構わない、
もしくはどちらかと言えば構わないと答えた生徒は中1で2割、中2で3割、中3で4割。
実際には性体験のある中学生は数%だが、機会があれば中学生で性関係を持って
も構わないと考える生徒は少なくなく、「予備軍」と言える。
こうした割合は質問を「高校生の性関係は構わないか」に変えるとグンと跳ね上がり、
中3では6割の生徒が「高校生の性関係は構わない、もしくはどちらかと言えば構
わない」と答えている。10代の若者の多くは、高校入学が性体験の“解禁”と考えて
いるようだ。
では、高校生の性体験の実態はと言うと、05年に全国1万人の高校生に対して行なわ
れた調査によると、高1で1~2割、高2で2~3割、高3で3~4割が性関係を持ったことが
あると回答している。
『いずれの年代も女子が男子より1割程度多く、全国を通して女子の性行動が活発であることがわかる。』
最近では性体験の低年齢化のみならず、複数人と関係を持つ子どもが増えているこ
とも問題視されている。04年に全国の高校生に対して行なわれた調査によると、性体
験のある生徒のうち、1人の相手としか経験がないのは高1の男子を除き、すべての年代
の男子と女子で半数を切っている。つまり、性体験を持つ生徒の半数以上は複数人と
の経験があるということだ。高3では、男子女子共に2割以上が4人以上との経験がある
と答えている。
URLリンク(www.bnn-s.com)