06/10/14 04:51:22
僕は川本さんと同じ高校に通ってました。
クラスも同じでした。
川本さんは学校一の人気者で上の学年の人とばかりいました。
派手で明るくて可愛くて常に注目の的でした。
男子だけではなく上の学年の女子や同学年の女子にも凄く人気がありました。
僕も勿論ひそかに憧れていました。
でも僕は背は低くダサく顔も良くない川本さんとは住む世界が違う。
僕の名前も覚えてないだろうしきっと話し掛けても相手にされないと思っていました。勝手にそう思ってました。
僕は可愛がっていた猫が死んで落ち込んでいた時期がありました。
そしたら川本さんが「○○くん何かあったの？元気ない顔してるよ」と声をかけてきてくれたんです。
僕の存在を知っていたんだと驚きました。
緊張して猫の話はできませんでした。
その後から「元気になったかな？このチョコおいしいからあげる」など頻繁に声をかけてくれるようになりました。
わけへだてなくみんなに優しい人なんだと感動しました。