06/11/08 22:05:43
その4
791 名前: ('A`) 投稿日: 2006/08/16(水) 06:43:42 0
そんなゲテモノ(俺)に転機が訪れた
ある日、俺がちょっといいなーと思ってる子と日直の仕事が一緒になった
日直は放課後、二人でクラスの花壇などの世話をする事になってた
その子は何故か、その日一日中暗い顔をしてた
今思えば俺が原因だったのだが
放課後、その子と俺が二人で花壇に向かう途中、
その子の友達が「頑張って!しっかりねww」などと言っていた
俺は「そうか!この子は二人っきりになったら俺に告白するつもりなんだな!」
などと勘違いした もちろん実際には、怪物と行動を共にせねばならないその子への
ねぎらいの言葉だったのだろう
もちろんその子は花壇の世話が終わっても何一つ言葉を発しなかった。
「ははーん緊張して告白できないんだな、ここはいっちょ俺が
可愛い仕草で緊張を解きほぐしてやろう」
俺はそう思って、うつむいていたその子の顔を超至近距離から覗き込み、
「どうしたのぉ?元気ないねぇ。慰めてあげよっか??」と
顔を近づけながら首をかしげて見せた。
次の瞬間、彼女の強烈な右フックが俺のアゴをとらえた。