06/12/04 23:39:52
思春期のある日、俺は風呂場でちんぐり返って天に向かって唾を吐き自分のアナルに入れようとしていた。
しかし何度挑戦しても唾は自分のフトモモや顔にかえってくるだけでミッションの難易度は熾烈をきわめた。
それからまた20分くらい経っただろうか…再度唾を吐いた瞬間、気付けは俺はガッツポーズを作っていた…完璧な軌道だった……美しい……あたかも虹の掛橋のようなそれを描いた俺の唾は最高到達点を越えゆっくりと降下していく。
そのときである…勝利を確信した俺はこともあろうにそれまで上手く自己を律し程よくリラックスしていたことによりパックリと開いていたアナルを瞬間的に閉じてしまったのである。
唾は……俺の閉じたアナルに小さな音を立てて落ちた。
慢心である……慢心が自己を最後まで律することを許さなかったのだ。
俺は30分ぶりにちんぐり返しを解き前進唾にまみれた体をゆっくりと横たえ目を閉じた。
そこに残ったのは絶望、そして虚無感…
自己のアナルをコントロールすることなど子供にすらできる…気付けば頬を一筋の涙がつたっていた…
俺はもう一度己を奮い立たせ再度ちんぐり返しの体制に…戒めに先程アナルに付着した唾を手ですくい口に戻した。
鼻をつくような香りが全身を痺れさせる…その唾をゆっくりと喉の奥へ運ぶ……渇ききっていた体は久しぶりの水分を待ちきれなかったのだろう。全身に力が漲る…
再び俺は唾を天に向かい吐きはじめた…