06/07/09 05:32:45
旦那とともに、とてつもなく貧しい苦しい時代を共に乗り切った妻なら
どんな贅沢をさせることも厭わない。寧ろそんな妻だからこそ、贅沢が
許される。世間の一般の人々が妬むのは玉の輿に乗った者。
そんな妻だから、何もしてやれなかった貧しく苦しかったあの時代、
美容院にも行かせてやれず自分で髪を切ってた妻。一週間分の買い物を5000円で
買ってこいと言ったこと。ファンデーションもケースの隅に残ってるわずかなところを
こすりつけるように使ってた妻。多額の借金で毎晩の様に電話がかかってきても
俺に辛い顔一つ見せなかった妻。そんな妻だから今俺は贅沢を存分にさせてる。
でも本人は嫌がってる。車もフライングスパーを乗らせてるが気にいらない様子。軽で
十分だと。妻の事だから俺に内緒で、こんなに裕福になっても貯金をしてるだろう。
こんな妻だから今の俺がいるんだと思う。金があるから言い寄ってくる女を誰が本気に
なるだろうか。あの苦しかった時俺は妻に感謝こそすれ何もしてやれなくて涙を流すことしか
出来なかった。でも今は妻にどんだけ嫌がられても贅沢をさせるつもり。いや、してもらう。
そしてずっと好きでいる。こんどは俺が恩返しをする番だ。