05/08/06 10:00:02
それまで、大人しく黙って聞いていた自分だが
「別に彼氏の肩を持つわけじゃないけど、男なら、惚れた女のことを第一に考えるんじゃない?」
「少なくとも、自分が彼の立場なら、そうするよ。」
「大人の男なら、付き合ってるんなら堂々と親に挨拶に行くくらいできなきゃダメじゃない?」
「ま、人それぞれだから、考えは違うだろうけど。」
酔ってたのと、眠いのとでボーッとしながらだから、何だか言ってる事矛盾だらけ...
「じゃあ、あなただったら、どうするの?今の状態をどうやって解決するの?」
それまで、話す側だった彼女が、真剣に聞き入りながら、鋭く返してきた。
その表情は、それまでの顔つきと違って、歌に向かっていたときの表情そのままだった。
気押された感と、披露宴のシーンが重なって、少し緊張しながら
「自分なら、難しく考えすぎない。単純に正直に話せばいい。
親に挨拶に行って、今の状況を説明すればいいし、見通しが立たなくたって、
立つように努力するからって説明すればいいだろ。
今後、どうしたいのか、正直に話すよ。」
勢いを押し返すように、一気にまくしたてた。
しばし、空気が止まって、なんだか、緊張が解けたように力が抜けてたら
「うん、うん、ありがと、そうだよね。」
涙声混じりで応えた。
なんだか、変な方向に話が・・・