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格差拡大、低所得者層が民主に 米中間選挙
「民主党優位」には、ブッシュ政権のもとで拡大した景気の分け前に十分あずかっていない、
という低所得者層を中心とした不満も追い風になったようだ。
経済は選挙中の争点としてイラク問題の陰に隠れていたが、ブッシュ政権の経済運営への批判
も土台で民主党を支えた。「裕福ではない民主党支持層には『景気がよくない』との認識が
目立ち、投票は格好の意思表示になった」と、ギャラップ世論調査のフランク・ニューポート
編集長は分析する。
激戦だったオハイオ州上院選で民主党候補が共和党現職を破った。「この5年間で州内20万人
もの製造業雇用が失われた。低賃金層は減税効果をさほど感じていない。
経済運営の変化も求められた選挙だった」(民主党)からだといわれる。
米世帯の年間所得の中央値は昨年上昇に転じたが、それまで5年続けて減少。
低所得者層ほど同党への支持表明が目立った。
民主党候補者への投票を検討すると世論調査に答えた人の割合をみると、前回の中間選挙と
比べて最も増えた所得層は2万ドル(約240万円)台で、1割余り多い約6割にのぼった。