06/10/22 00:24:50 7HooYsvd
問題提起のため実力行使 根津八紘 諏訪マタニティークリニック院長
熱心に不妊治療に取り組む医師の多くが行き着くところが、卵子や精子がない、子宮がないという、いわば「不可能」の領域だ。
それでも子を持ちたい人を前に、医師はどうするか。日本産科婦人科学会(日産婦)が禁じているからといって目を背けるのでは、
患者に尽くせなかったと、私の心が救われない。
私だって学会のルールが妥当であれば順守する。だが、患者の生の声に最も近い医師の集まりである学会は、
患者のニーズや社会の要請に応じて臨機応変にルールを作り、改めるという作業を怠っている。
いくら街中で拡声器でしゃべっても一億二千万人にはアピールできない。代理出産を問題提起するには実力行使しかなかった。
独断専行と言われればその通り。批判は甘んじて受ける。ただ代理出産については、きちんとみなさんに議論していただきたい。
まずは、どういう人が代理出産を欲しているのか、徹底的に調べるべきだ。そのうえで、法外な金銭の授受の横行や、
強制などの悪用を防ぐにはどんな規制が必要かを決めていけばよい。女性を子を産む道具にしているとの批判があるが、
例えば海外から花嫁をもらうのは労働力と子孫を残す道具として扱うことに他ならないが、その後に夫婦愛が育つから成り立っている。
そうした中で代理出産だけ取り出して批判するのは、心の貧しい人の理論だ。