05/07/28 01:37:34 SzibM1sR
美輪さんは序文の中に、こんなことを書いている。
「昭和32年にマスコミの脚光を浴びた私は長年温めてきた言葉をインタビューで答えた。“私は男が好きです”と。
未だに忘れもしない『アサヒ芸能』であった。すると、その記者は親切にも言った。“駄目ですよ、そんなこと言っちゃ。
世間から葬られますよ。芸能界の人々は皆さん隠してるんだから。あなたもそうしなくちゃ。”
しかし、私は答えた。“いいんです、それで。ほんとうのことですから、書いて下さい。そんなことで私の歌は駄目になりませんから。」
これもおもしろい。↓
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『薔薇族』の創刊は、1971年(昭和46年)の7月。それから3年が経って、第二書房の社屋兼自宅、鉄筋建築3階のビルが完成した。
“高校生おいでよ!!”と呼びかけて、4、5人集まればと思ったのだが、なんと30人も集まってしまった。
3Fの14畳の大広間に高校生ばかり集まって大騒ぎ。最初はおとなしかったけれど、そのうち本性丸出しで、ウブなものか、ひとことで言えばみんなやってらっしゃるのよ。
好きな男のタイプを聞いたら、加藤剛、竹脇無我、渡哲也、石坂浩二、露口茂、城みちる、野口五郎、郷ひろみ、マーク・ボランなど。時代を感じるね。なんたって30年も前の話なんだから。今じゃこの人たち老人といってもいいぐらいだけど、当時は若くて輝いていたってわけ。