05/08/15 23:07:55 jbYSxrcM
国内の牧場で病気になった牛を獣医に診せないで業者に依頼して殺して処理したり、
耳タグをこっそり取り替えたり、死んだ牛を埋めて隠したり、スクレイピーが発生
すると同居羊を生きたまま埋めたりしてたし、国内の食肉関連会社は政府を騙して
輸入牛肉や牛以外の肉までも詐欺目的に偽装しBSEショックの最中の混乱に紛れて
政府に買い取らせる犯罪行為をやってましたが、何社の悪質業者があったでしょう。
今尚、BSE全頭検査導入拒否の姿勢を堅持していることで日本の消費者からの反発や
バッシングをうけているアメリカの国内では、鹿のCWDの人への危険性などを公開し
広く呼び掛ける啓発をしていますが、そのCWDについての日本政府の対応はというと
野放し状態です。 一部の鹿肉取り扱い者が任意にピックアップしたわずかな頭数の
検査をした中から陽性反応が得られなかったと言うだけで安全と言えるでしょうか?
これら体制とも言えぬ様な著しく統一性を欠いた未検査肉の市場への参入を黙認しな
らも、僅かなBSE発生確認を理由にその国を排除するのは、ダブルスタンダードです。
BSE検査の徹底を推し進めんとする日本政府は、その一方では何故に残留ホルモン
についての検査は野放しなのでしょうか?ホルモンと言えば、鶏なども成長促進、
食欲増進にエストロゲン(女性ホルモン)を与えますので、その残留が認められる
玉子の摂取を控える人も居ます。 女性ホルモンといえば、大豆などに多く含有する
イソフラボンなども有名ですが、これも摂取し過ぎるとホルモンバランスを崩す
恐れがあるので闇雲に摂れば良いというものではありません。また、国によっては
抗生物質を多量に与えた鶏肉なども市場に出回っているので、その不必要な大量
摂取による耐性の心配もあります。 日本ハムによる豚への未承認ワクチン使用や
オージーのBSE未検査肉の輸入やBSE発生に伴う輸入禁止処分のアイルランド産
羊肉輸入の通関瑕疵による国内への流通・消費など、Firewallのその脆弱性の
露呈と同時に極めて公平性を欠いた日本政府の対応には首を傾げてしまう。
オーストラリアやニュージーランドがBSE清浄国だと提携日本企業が公示しても
全頭検査の導入すらない状況での今日、何を根拠に信頼に値すると言えましょう。