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中日新聞に、元お茶幼副園長が出版した本の紹介記事が。
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子育てに悩む母へのエッセー集 名門幼稚園元副園長の宮里さん
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
昨年三月末まで、お茶の水女子大付属幼稚園(東京都文京区)で副園長を務めた宮里さん。
秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)さま(7つ)も昨年三月、同園を卒園され、付属小学校へ進学された。
今回のエッセー集は、園時代に作った「園だより」や保護者会での話を土台にまとめた。
桜の花びらやダンゴムシ、雨の日の室内遊び、七夕の飾りつけ、虫探し、節分の豆まき、冬の朝の霜柱…。
季節とともに成長していく子どもたちを見守る宮里さんのまなざしは温かい。
「せかしたり、ほかの子と比較したりせずに、その子のあり方をまるごと受け止めること」
「子どもが自ら伸びていくのを、ゆっくりしっかり見守っていきましょう」
「先のことを心配することではなく、『今』を存分に生きること」などと、保護者へのアドバイスも盛り込む。
繰り返しているのは、一人一人の「今」を受け止め、子どもの気持ちに共感することの大切さだ。
宮里さんは「今ある子どもの姿から、将来の姿を想像して心配するのが、ありがちな子育ての不安」と指摘する。
将来ばかりを心配して、早期教育や習い事を焦ってはいないか。
わが子の周りには友達がいっぱいという理想を描いて、「お友達はできたのかな」
「集団生活でうまくやっているかな」などと友達関係を気にし過ぎてはいないか。
そうした母親の不安が、子どもを息苦しくさせることもある。
「お母さんのそばで安心して過ごす生活や、気持ちよく寝たり、おいしく食べたりする時間も大事。
友達づくりには、一人でゆっくりと周りを確かめる時間が大切。
子どもが自ら動こうとする必然性を待ってあげてほしい」