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徴兵制は憲法上、絶対にない、と言い切っていいのか安倍政権
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BLOGOS 清谷信一 2014年08月29日 12:21
中谷元氏(自民)は、集団的自衛権容認の閣議決定が徴兵制につながるのでは、
との見方に対し、「絶対にない。政府が憲法上、徴兵制はできないと断言し
ている」と否定した。
<集団的自衛権>中谷元氏「徴兵制は憲法上、絶対にない」
URLリンク(news.livedoor.com)
安倍首相も同じ意見です。
URLリンク(www.jiji.com)
大丈夫ですかね?
確かに現状我が国で徴兵制は必要ありません。
世界の潮流としても徴兵制から志願制への移行が進んでおります。
これは軍隊が高度化し、装備もより高度、複雑になっています。歩兵にして
もライフル担いで行進できればOKという時代ではありません。
ですから、短期間の徴兵では対応が難しくなっているわけです。もっともイ
スラエルのように3年(女性は2年)の徴兵を行っている国もありますが、こ
れは例外でしょう。
ですが、この志願制のトレンドが未来永劫続くとは限りません。
例えば戦車は当初歩兵の直協のための装備でしたが、その後機甲戦が主任務
となり、戦車隊戦車の戦いが中心になりました。ですが、現代ではまた歩兵直
協の任務が主となっています。
将来政治的、科学的な変化によって人海戦術が主力になる可能性ですらも全
く否定することはできません。
つまり志願制で規模の小さな軍隊、という現在の軍隊の方向性がこの先も未
来永劫続く保障はないということです。今だけを見て、「徴兵制は憲法違反で
す!」と言い切るのは極めて軽率です。
憲法違反の根拠として中谷氏は憲法18条を挙げています。
「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除い
ては、その意に反する苦役に服させられない」と規定されている。徴兵はその
「苦役」にあたるのか、については「徴兵や懲役は自由を拘束されて働かされ
るという意味。軍隊が苦役かという議論あるが、自由を拘束されるという意味
ではある意味苦役。自衛隊は自分の意思なので苦役ではない」
まず、国の独立を守ることが「犯罪者の処罰同じであり、奴隷的苦役」であ
るとは憲法のどこにも書いていません。
そもそも国の独立を守ることが「奴隷的苦役」なのか。
自衛官は志願していますが、カネを払えば「奴隷的苦役」を課してもいいの
か。それじゃブラック企業もOKだよね、という屁理屈も成り立ちます。
また、徴兵制しか国を守れない状態になったとして、徴兵を行わず、敵国に
占領され、国家としての主権はなくなり、「平和憲法」も停止されたらどうで
しょう。
それこそ日本国民は「宇宙戦艦ヤマト2199」のガミラス二等市民のよう
に、差別され、なおかつ戦争に駆り出されるということも起こりえます。政府
はこれを是とするのか。
(以下略。全文はソースにて)