16/03/21 09:16:22.56 CAP_USER*.net
二月一六日に安倍政府・黒田日銀が「マイナス金利」を実施してから、一カ月がすぎた。
「マイナス金利」は、金融緩和策の一環として導入されたが、ねらっていた「景気回復」には
つながらず、株価も低迷したままであり、円高傾向もつづいている。他方、副作用がではじめている。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の試算によると、日本の地方銀行の
本業の利益をしめす業務純益は、マイナス金利によって二〇一六年度に一五%へるという。
大手の銀行は八%減であり、大手の倍の純益減になるという。
銀行は預金と貸し付けの金利差で利益をあげるのを基本業務にしている。
あらたな投資先が見つからず企業への融資が停滞するなかで、地方銀行は、日銀の当座預金に
あずけることと国債を購入することによって資金運用をしてきた。
ところが今後あずける日銀の当座預金がマイナス金利になり、これに連動して長期物の国債の利子も
マイナスかゼロになったため、これらの運用による利益をあげることができなくなっている。
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