【共産党】「国民連合政府」棚上げの思惑 したたか志位氏、選挙協力で“貸し”か[3/1]at SEIJINEWSPLUS
【共産党】「国民連合政府」棚上げの思惑 したたか志位氏、選挙協力で“貸し”か[3/1] - 暇つぶし2ch1:おかわり君 ★@\(^o^)/
16/03/02 00:25:31.16 CAP_USER*.net
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 日本共産党が「安全保障法制(=共産党は『戦争法』と呼んでいる)廃止、立憲主義を取り戻す」という1点での、野党の連立政権「国民連合政府」構想を打ち上げたのは、安保法制が参院で可決・成立した昨年9月19日であった。国会前でデモ隊に向かって「戦争法断固阻止!」とあおりながら、他方では成立を前提に策を練っていたということだ。
 実は、共産党はこの種の暫定政府構想を何度も提起してきた。ただ、これまでは「社会主義・共産主義への前進」を掲げているためか、どの党からも一顧だにされず、メディアの注目を集めることもなかった。だが、今回は大きな注目が集まった。
 その理由は2つある。
 1つは、初めて全国的に選挙協力を前面に押し出したことである。2つは「一強多弱」の政党構図、なかでも民主党の体たらくである。共産党は、今回の提案を民主党などが無視できないはずだと見切っていたと思われる。
 民主党は、今年夏に改選を迎える2010年参院選では、比例で約1845万票、16議席、選挙区で約2276万票、28議席、合わせて44議席を獲得していた。だが、政権転落後の13年参院選では、比例で約713万票、選挙区で約865万票。実に1000万票以上票を減らし、当選者はわずか17人であった。
 普通に考えれば、今年夏の参院選での激減は必至である。共産党の選挙協力をのどから手が出るくらい欲しいのが民主党であり、生活の党の小沢一郎代表らであった。
 現に、32ある1人区のうち、共産党は相当数の選挙区で候補者を降ろす方向で調整に入っている。共産党にとって、どうせ当選することのない1人区で候補者を降ろすことなど痛くもかゆくもない。その分、供託金も不要になり、他党に恩義も売れるのだから一石二鳥である。
 志位和夫委員長は「人生最大のチャレンジ」「共産党も変わらなければならない」などと述べている。共産党の指導者が、党としてではなく、個人として「チャレンジ」「変わらなければならない」などと言うのは極めて珍しい。それだけ、「国民連合政府」構想に賭けていたのだろう。
 ただ、志位氏は19日の5野党党首会談で、同構想を一時的に棚上げする方針を表明し、選挙協力は進める意向を示した。民主党などの拒否反応を意識したのだろうか。その後、民主党の岡田克也代表と、維新の党の松野頼久代表は参院選を視野に26日、3月の合流新党で合意した。
 今回の参院選で仮に、共産党主導の選挙協力で効果が上がれば、合流新党側は「国民連合政府」構想を拒否できるのだろうか。志位氏は「欲張らないことが大事」といい、ただちに政権構想まで進まなくともよいという考えも示している。なかなか、したたかである。
 ■筆坂秀世(ふでさか・ひでよ) 1948年、兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。議員秘書を経て、1995年に参院議員に初当選。共産党のナンバー4の政策委員長を務める。2003年に議員辞職し、05年に離党。評論・言論活動に入る。著書に『日本共産党』(新潮新書)、『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)など。


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