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2016.2.21 15:59更新
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安倍晋三首相は２１日、中国上海市で２６、２７両日に開かれる２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議について「日本は先進７カ国（Ｇ７）の議長国として世界経済の成長、安定のために議論をリードしていきたい」と決意を示した。
同時に、世界経済のリスク要因と指摘されている中国の過剰設備や米国の金融政策、原油価格の動向といったテーマを列挙し、「幅広い率直な議論をしてもらいたい」と語った。視察先の宮城県女川町で記者団の質問に答えた。
安倍首相はこの日、東日本大震災から５年を前に、復興の状況を確認するため宮城県の塩釜市、石巻市、女川町を訪れた。視察後、記者団に「これからも被災地を訪問しながら、それぞれの地域、ニーズにあった対応をしっかりと進めていきたい」と述べた。
首相の被災地視察は昨年１２月以来で、今年初めて。