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2016.2.18 00:23更新
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中谷元防衛相は17日、米太平洋軍のハリス司令官と防衛省で会談し、中国軍が南シナ海のパラセル諸島にあるウッディー島に地対空ミサイルを配備したとの報道をめぐり意見交換した。
中谷氏は会談で「現状変更を試みる動きは看過できない」と中国を批判した。米軍が南シナ海で展開する「航行の自由作戦」への支持を表明するとともに、南シナ海での日米共同訓練の推進などを訴えた。
ハリス氏は中国の習近平国家主席が昨年9月に訪米した時に南シナ海を軍事拠点にする意図はないと発言したことを念頭に「習近平氏が約束を守れないことの証左だ」と厳しく非難した。
会談に先だち、中谷氏は防衛省内で記者団に「中国にはより透明性のある説明を求めていきたい」と語った。「開かれた自由で平和な海を守るため、国際社会と連携することが必要だ」とも強調した。
菅義偉官房長官は17日の記者会見で「一方的に現状を変更し、緊張を高める行為の既成事実化は認められない」と述べ、深刻な懸念を表明した。防衛省幹部は「ミサイルを配備したとすれば、これまでの滑走路整備などとは次元が違う」と指摘した。南シナ海では中国が防空識別圏を設定する可能性があり、設定には滑走路と地対空ミサイル、レーダーの整備が不可欠とされるからだ。