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2016.2.17 23:23更新
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地域政党「大阪維新の会」(代表、松井一郎大阪府知事)は17日、大阪府と大阪市を再編し市を5つの特別区に分割する「大阪都構想」案の練り直しに向け、改めて市民との意見交換会を始めた。初回は昨年5月の住民投票で反対多数だった西成区に会場を設け、同会政調会長の吉村洋文市長らが、当時の協定書(設計図)への疑問点や批判点などを約300人の参加者に聞いた。
衆院との同日選もささやかれる今夏の参院選に向けた支持固めとの見方があるが、維新幹部は「国政選挙とは関係ない」と主張。国政進出が取りざたされる橋下徹前代表についても松井氏は同日、「当面立候補しない」と述べた。
住民投票前の「タウンミーティング」では、都構想の説明に多くの時間が割かれたが、今回の意見交換会で吉村氏はあいさつを早々に切り上げ「どうしてほしいか聞かせてほしい」と参加者の意見を聴いた。
会場からは「知らない間に特別区を5区にする案が決まっていた」「特別区の長所、短所の理解に時間がかかった」といった声があがった。
都構想は昨年11月の市長・府知事の大阪ダブル選で「設計図の修正」を掲げた吉村、松井両氏が完勝して再浮上。平成31年までの再実施を目指している。住民投票の敗因を「住民意見の吸い上げ不足」と分析する大阪維新は、6月までに市内24区すべてで意見交換会を開催するなどして、区割りや区の名称、権限配分などを再検討する。