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2016.2.16 19:35更新
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安倍晋三首相は１６日、米太平洋軍のハリス司令官と官邸で会談し、核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮への対応について、日米が緊密に連携していくことで一致した。
首相は「北朝鮮のミサイル発射は日本にとっての直接的な脅威だ。同時に、米国への挑戦と考えてもいい」と指摘。「国連の場で厳しく対応していきたい」と強調した。ハリス氏は「弾道ミサイルの発射は北朝鮮の危険性をよく表している」と応じた。
これに先立ち、ハリス氏は防衛省の河野克俊統合幕僚長とも面会。河野氏は北朝鮮のミサイル発射に関し、「日米で協調した行動がとれた。（昨年４月に改定した）新しいガイドラインの下での大きな成果だ」と述べた。
ハリス氏は、１７日に開かれる自衛隊統合幕僚監部の創設１０周年記念式典に出席するため来日。１７日には中谷元（げん）防衛相と会談する。