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日ロ首脳会談要旨
時事ドットコム 2015/09/29-11:25
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【ニューヨーク時事】28日の安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の会談要旨は次の通り。
〔冒頭〕
大統領 ロ日間はあらゆる方面でコンタクトが活発化している。残念ながら経済取引高は少し減ってきたが、ロ日間の経済協力には大きな潜在力があると信じている。
首相 これで11回目の会談となる。
自民党総裁として再選を果たすことができた。
ウラジーミル(大統領)との間で、腰を据えて平和条約交渉に取り組むことができる素地が整った。
2国間関係を発展させたい。
〔北方領土問題〕
首相 大統領訪日をベストなタイミングで実現したい。
そのために平和条約交渉を中心とする政治分野、また経済分野で成果を準備したい。
そうした準備は建設的で静かな雰囲気の中で進めたい。
平和条約締結交渉すなわち領土問題は、2013年4月の両首脳の合意に沿って進展させていく必要がある。
11月に行われる20カ国・地域(G20)首脳会議やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの国際会議の機会を活用し、率直に意見交換しよう。
大統領 そうだ。
〔ウクライナ情勢〕
首相 (停戦を定めた)ミンスク合意の完全な履行に向け、ロシアが引き続き建設的な役割を果たすことを強く期待している。
この後、ウクライナのポロシェンコ大統領とも会談し、合意の完全な履行を働き掛ける。
大統領 ウクライナ側にも合意をしっかり順守してもらう必要がある。
その旨を伝えてもらいたい。
〔シリア〕
首相 難民が流出しているシリア情勢の安定化は極めて重要だ。
大統領 最も重要な点はテロのまん延だ。それが一番大きな問題だ。(2015/09/29-11:25)