15/04/16 02:13:07.92 *.net
中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行を巡って、安倍総理大臣と、参加を表明したドイツのメルケル首相が、
今月初めに電話会談し、メルケル首相が日本も参加するよう呼びかけていたことが分かりました。政府は、ドイツなどと情報交換する
とともに、日本と同様に参加に慎重な姿勢を示すアメリカと連携して、今後の対応を検討することにしています。
AIIB=アジアインフラ投資銀行を巡っては、創設メンバーとして銀行の枠組み作りの交渉に加わることができるとされた先月末までに、
イギリスやドイツなどヨーロッパの先進各国のほか、ロシア、ブラジル、韓国なども参加を申請しました。
これに対し日本は、参加した場合に求められる財政負担が最大でおよそ30億ドル(約3600億円)と試算されることに加え、組織運営の
透明性などが懸念されるなどとして、同様の懸念を示すアメリカと共に申請を見送りました。
こうしたなか、安倍総理大臣が、参加を表明したドイツのメルケル首相と今月初めに電話会談を行い、AIIBへの対応を巡って意見を
交わしていたことが分かりました。政府関係者によりますと、この中で、安倍総理大臣が日本の立場を伝え、理解を求めたのに対し、
メルケル首相は「ヨーロッパとしては統一した行動を取っているし、日本とも共通であるべきだと考えている。G7=先進7か国からなるべく
多くの国が参加することが望ましい」と述べ、日本も参加するよう呼びかけたということです。
AIIBを巡って、安倍総理大臣は、今月28日のアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談や、6月上旬にドイツで開かれるG7=先進
7か国の首脳会議などの場で、各国の首脳と意見を交わすことにしています。政府は中国に対し、組織運営の透明性や適切な貸し付け
をどのように確保するのかなどを説明するよう求めていく方針で、引き続き、ドイツなどと情報交換するとともに、アメリカと連携して今後の
対応を検討することにしています。
ソース(NHKニュース) ※ソース元に動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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安倍晋三首相が4月上旬、ドイツのメルケル首相と電話会談し、中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり協議
していたことが分かった。複数の政府関係者が15日、明らかにした。参加に慎重な安倍首相が組織運営の透明性確保へ連携を働き掛け、
メルケル氏は日本も創設メンバーに加わって関与するよう促した。対応の違いを踏まえ、政府は会談を公表せずに極秘扱いとした。
首相が外国首脳と電話会談した際には、外務省が会談内容の概要を発表するのが通例だ。日本政府は、中国側が6月末に合意を
目指す設立協定交渉の行方をにらみ、参加の是非を判断する意向。
ソース(北海道新聞) URLリンク(dd.hokkaido-np.co.jp)