14/12/08 00:03:38.60 0
衆院選中盤情勢:与党、3分の2超す勢い…本社総合調査
毎日新聞は第47回衆院選(定数475=小選挙区295、比例代表180)が14日に
投開票されるのを前に、5?7日に特別世論調査を実施し、取材情報を加味して中盤情勢を
探った。自民党は小選挙区、比例代表で計300議席を上回る勢いで、公明党と合わせて
衆院の3分の2(317議席)を超えるだけでなく、自民単独での3分の2超えも視野に入る。
◇自民堅調続く/第三極振るわず、民主伸び悩み
民主党は公示前の62議席を上回るが、小選挙区、比例ともに前回の2012年から
小幅の伸びにとどまりそうだ。維新の党は計30議席に届かない見通しだ。
調査では、小選挙区で4割強、比例代表で約2割の人が投票態度を明らかにしておらず、
終盤で情勢が変わる可能性もある。自民党は青森、秋田、山形、群馬、富山、石川、福井、
岐阜、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、宮崎の各県ですべての
小選挙区を制する勢い。小選挙区の合計で、前回12年の237議席に迫る勢いだ。さらに
比例代表では05年衆院選に匹敵する70議席台を確保し、前回得た57議席から大きく
上積みする見通しだ。11ブロック全てで民主党の2倍近い議席を得る情勢だ。
連立を組む公明党も、候補者を擁立した9小選挙区がいずれも優勢で、比例代表と合わせて
30議席半ばをうかがう。提出法案が参院で否決された場合に衆院で再可決できる「衆院の
3分の2」を上回る議席を、自公両党で再び獲得するのは確実な情勢だ。
民主党は小選挙区で前回(27議席)を超える30議席台を確保しそうだ。ただ、他党との
調整で自党の候補がいない小選挙区が増えた。前回選で、比例復活に回った海江田万里代表、
菅直人元首相ら幹部が再び苦戦している。比例代表も前回(30議席)を上回る40議席を
うかがうものの、与党の勢いに押されて大きな党勢回復にはつながっていない。
(つづく)
毎日新聞 2014年12月07日 23時18分(最終更新 12月07日 23時51分)
URLリンク(mainichi.jp)