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読売新聞社が行った衆院選の序盤情勢調査では、小選挙区に立候補した当選１回の自民党前議員１０１人のうち、約５割が優勢だった。
２００５年の衆院選以来、一方の政党が大勝ちする「振り子現象」が続き、０９年以降は選挙基盤が脆弱ぜいじゃくな与党の「当選１回組」
が大量に落選してきたが、今回は堅調な戦いぶりを示している。
衆院選に立候補した自民党の当選１回の前議員１１６人のうち、小選挙区の候補は１０１人。序盤情勢調査によると、優勢は４９人、
接戦は４０人、苦戦は１２人だった。
０５年の衆院選では、小泉首相（当時）が郵政民営化法案に反対した自民党議員の選挙区に刺客をたてて圧勝。このときに初当選した
８３人の自民党議員は「小泉チルドレン」と呼ばれたが、０９年の衆院選で自民党から再選したのは９人だけだった。
逆に、政権交代を果たした民主党からは新人１４３人が当選した。しかし、民主党が分裂し、同党への強い逆風下で行われた１２年の
衆院選では、計１１人（民主党５人、民主党以外６人）の当選にとどまった。
ソース（読売新聞） URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
図表 URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)