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【選挙】 衆院選挙制度改革:第三者機関に平井鳥取県知事ら１５人 [毎日新聞]
毎日新聞 2014年07月29日 11時33分（最終更新 07月29日 12時38分）
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伊吹文明衆院議長は２９日午前、国会内で与野党の幹事長・書記局長らと会談し、衆院選挙制度
改革を検討する第三者機関の委員に平井伸治・鳥取県知事ら１５人を提示した。その後に開かれた
議院運営委員会で委員が正式決定した。９月上旬から議論を始める予定だ。
第三者機関の名称は「衆議院選挙制度に関する調査会」。委員は平井氏のほか、佐々木毅・元東
大学長、佐藤祐文・横浜市議会議長ら学識経験者、地方自治、経済界、マスコミ関係者らで構成す
る。人選は伊吹氏が一任を受けていた。メンバーの互選で決まる座長には佐々木氏が就任する見
通しだ。
選挙制度改革をめぐっては、与野党協議で意見がまとまらなかったため、議運委は６月、議長の諮
問機関として第三者機関の設置を決めていた。
第三者機関は議員定数削減、１票の格差是正、選挙制度の抜本改革などを議論する。【阿部亮介】
「衆議院選挙制度に関する調査会」の委員は次の通り。
▽荒木毅・富良野商工会議所会頭▽岩崎美紀子・筑波大教授▽大石真・京大教授▽大竹邦実・
元衆院調査室長▽加藤淳子・東大教授▽萱野稔人・津田塾大教授▽小谷真生子・報道キャスター
▽桜井敬子・学習院大教授▽佐々木毅・元東大学長▽佐藤祐文・横浜市会議長▽曽根泰教・慶大
教授▽並木泰宗・連合政治局長▽平井伸治・鳥取県知事▽堀籠幸男・元最高裁判事▽山田孝男・
毎日新聞特別編集委員