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電子書籍の出版権認める法律成立
インターネット上で出版物を違法にコピーした「海賊版」が出回る被害が増えていることから、
電子書籍にも「出版権」を認め、出版社が「海賊版」の差し止めを請求できるようにする改正
著作権法が25日の参議院本会議で可決され、成立しました。
改正著作権法は、電子書籍にも紙の出版物と同じように「出版権」を認め、著者と独占的に
配信する契約を結んだ出版社が「海賊版」の差し止めを請求できるようにするとしており、
25日の参議院本会議で可決され、成立しました。
インターネット上では、出版物を違法にコピーした「海賊版」が出回る被害が増えていますが、
今の著作権法では出版社が「海賊版」の差し止めを請求することができず、日本書籍出版
協会などの調査によりますと、平成23年の国内の出版業界の損失額はおよそ270億円に
上るということです。改正著作権法は来年1月1日から施行されます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
電子書籍にも出版権、海賊版に差し止め請求 改正著作権法成立
出版社が作品を独占的に発行できる「出版権」を電子書籍にも拡大する著作権法改正案が
25日の参院本会議で可決、成立した。コピーなどで出回るインターネット上の海賊版に対し、
作家に代わって出版社が差し止め請求できるようになる。
海賊版を減らすとともに、電子書籍の普及を促すのが狙い。来年1月に施行する。改正法では、
出版社が作家など著作権者と電子出版権契約を結べる。契約を交わした出版社は海賊版の
差し止め請求ができるようになり、一定期間内に電子書籍を出版する義務も負う。
これまで出版権は紙の出版物にしか適用できなかったため、ネット上の海賊版は著作権者
本人が差し止め請求するしかなかった。業界団体の日本書籍出版協会(東京・新宿)などの
推計によると、2011年は少なくとも270億円のネット上の海賊版被害が生じていた。
URLリンク(www.nikkei.com)