15/09/04 00:51:39.38 lPaeYdhw.net
「ヘイトスピーチは表現の自由に含まれない」 国会で規制法案求める集会
特定の民族などへのヘイトスピーチ(憎悪表現)の規制を求める市民団体主催の
集会「STOP HATE SPEECH~今こそ人種差別撤廃基本法の実現を~」が2日、国会内で開かれ、
民主、社民、共産各党などの国会議員が出席して参院で審議中の「人種差別撤廃施策推進法案」の早期成立を訴えた。
民主党の小川敏夫元法相は「表現の自由は大事だが、ヘイトスピーチが表現の自由に含まれるはずがない」と強調。
関西学院大学のキム・ミョンス教授らが自身の差別体験を紹介しながら法案の必要性を訴えた。
主な国会議員の発言の詳細は以下の通り。
【民主党・小川敏夫元法相】
参院法務委員会で審議に入った。皆さんは総論賛成で、表だって反対する人はない。
賛成とは言っても、私どものように本当に成立させたいという人と、反対と言えないから賛成しているだけの人があぶり出されてきた。
しかし、賛成と言っているのだから、賛成という形で法案をまとめていただかなければならない。
表現の自由はもちろん大事だけど、ヘイトスピーチが表現の自由に入るわけではない。いろんな意見もあるが、
なんとか4党(自民、公明、民主、維新の各党)協議の中で、最後は国会が一致して、「このヘイトスピーチは許されない」という
規制法を成立させようと頑張っている。なかなかパッといかないが、着実に進んでいるような状況だ。
委員会審議というのは、先に(法案が)審議に入ったら、それが終わるまで次に入らないという決まりがある。
政府は刑事訴訟法改正案という成立させたい法律があり、「ヘイトスピーチを棚上げして、そっちの審議に入れ」と言うから、
「それは冗談ではない。このヘイトスピーチを成立させることの方が先だよ」と頑張っている。
私どもが刑訴法改正案を妨害するために、あれは反対だから良いのだが、刑訴法改正案を妨害するためにヘイトスピーチを
利用しているかのような新聞論調もあるが、そうではなく、ヘイトスピーチをしっかり対策・規制する法律を作ろうと思って
一生懸命頑張っている。皆さまの日頃の努力にしっかり答えていきたいと思うので、よろしくお願いします。