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28日午後9時45分ごろ、三重県伊勢市尾上町の山林で、同県松阪市久保町の高校3年・波田泉有(みう)さん(18)が倒れていると119番があった。
救急隊が駆け付けたが、胸に刺し傷があり、死亡を確認。近くに血の付いた刃渡り約20センチの包丁が落ちており、
伊勢署は29日、殺人の疑いで、同級生で伊勢市の高校3年の男子生徒(18)を逮捕した。男子生徒は「自分がしたことに間違いない。
波田さんに頼まれて殺した」と容疑を認めている。
現場はJR参宮線伊勢市駅から南東約1.3キロの住宅地にある虎尾山と呼ばれる山林で、
人気ライトノベル「半分の月がのぼる空」に出てくる場所のモデルでもあり、ファンが訪れる人気スポットだった。
「半分の―」は、伊勢市出身の作家・橋本紡さんが2003年に発表した、同市を舞台とした恋愛小説。
難病に侵された少女と同じ病院に入院した少年の純愛を描いたストーリーで、アニメやテレビドラマなどで放送され、映画化もされた。
作中、虎尾山は「砲台山」との名称で重要な場所として描かれており、近隣住民によると、今でも大学生のカップルなどが足を運ぶ姿をよく見かけるという。
波田さんの同級生の男子生徒によると、波田さんは「アニメが好きで、趣味の合う友達とよく楽しそうにおしゃべりしていた」。
別の同級生は「アニメ好きだったから(虎尾山に)いたのかも」と話した。
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