10/02/10 19:07:17 wk.5Z7VE
何の脈絡も無い上に長文スマンが、今年の雪祭りはまあまあの出来のようだね。
温暖化の影響で一週間開催となって久しいが、とにかく期間中の経済効果に期待したい。
ところで記憶では平成の初め頃まで、雪祭りといえば二週間のロングラン開催だったと思う。
今では開催中に雪像が溶け出すこともしばしば見られるが、二週間開催の頃はそんな事態は無かった。
じゃあ、今のように表面がドロっと溶解した雪像じゃなくて、さぞきれいな雪像だったと想像する人がいる。
でも違うんだな。
あの頃の雪像は溶けることはなかったけど、今よりずっと汚い代物だった。
こんなエピソードがある。
小学校の課外授業で雪祭りを見学したときのこと。
次の日、それを思い出しながら学校で写生することになったんだけど、その時の先生の一言が、
「白と黒をうまく混ぜて、灰色で陰影をつけるように。日の当たっていたところは薄~い灰色だったよねえ?」
だ。つまり、一番明るいところが白じゃなくて既に灰色なの。
タネを明かすとあの頃の札幌と周辺の雪といえば、車粉まみれでどこを掘っても黒く染まっていたんだな。
年に一度のお祭りだからとそれなりに汚れていない雪を集めてはいたんだろうけど、それでも黒いものは黒い。
それが大雪像となってドドーン!と作られるものだから、何ともいえない大きな負の感情が芽生えたものさ。
あれから月日は流れ、スパイクタイヤが消えた札幌の雪は本当にきれいになった。
ツルツル路面で大変な思いをすることもあるだろうけど、あの「黒い雪像」の再現よりはずっとマシ。
あと一ヶ月もしたら雪解けが始まるんで、それまで我慢して春を迎えましょー\(´ー`)